2011年10月25日火曜日

────千葉────
焼却灰のセシウム値が上昇

 千葉県松戸市のごみ焼却施設「クリーンセンター」(同市高柳新田)の焼却灰の放射性セシウムが再び増加した。10月4日の検査で国の暫定基準値(1キロ当たり8千ベクレル)を超える1万9560ベクレルが検出されたことを、市が明らかにした。9月の検査では1万3780ベクレルだった。

 7月に4万7400ベクレルが検出されたことから、市はセシウムが付着しているとみられる剪定(せんてい)枝や刈り取った草、落ち葉の焼却を中止した。この結果、検出値は低下したが、基準値を下回らず、焼却灰が搬出できずに施設にたまり続ける状況が続いている。今回の検出値大幅上昇で事態は悪化、市は対応に苦慮している。焼却灰はシートをかけて保管されているが、年内にも保管スペースがなくなるとみられ、最悪の場合、焼却作業ができなくなる。

────2011.10.16 産経────

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