2009年6月30日火曜日

県教委候補の野口芳宏氏は著書で
  「『体罰』を断行する」と

 森田健作知事は、県教育委員会委員に植草学園大教授で、日本教育再生機構代表委員の野口芳宏氏(73)を起用する方針を固めました。

 6月県議会最終日の7月8日に提案する見通しです。

 野口氏は58年、千葉大教育学部卒。木更津市内の小学校で教頭や校長を歴任しました。

 96年4月から北海道教育大教授、08年4月から植草学園大教授を務めています。

 06年10月以降、日本教育再生機構の代表委員。

 森田健作知事は日本教育再生機構の発足時から代表委員をつとめています。

 6月県議会の議案で教育委員( 新任)の候補者になっている、日本教育再生機構の代表委員を務める野口芳宏氏は、著書『教育語録・硬派で鍛える』の中で以下の発言をしています。

 ─── 以下引用)───

 “ 例えば悪いことをした時に謝罪をしないという意地っ張りを一度許せば、彼らに一つの無軌道のハードルを越されることになる。絶対に謝罪をさせなければならない。教師がそれに負けてはならない。どうしても謝罪しなかったらどうするか。ひっぱたくのである。叩きのめすのである。「体罰」を断行するのである。そこまでしても人間社会のルールを身につけさせていく気迫がなければ子どもの教育は身を結ばない”

 と発言してます。



 
また、野口芳宏氏は【野口先生ご推薦のkyositu.com編集部が発行する小学校教育総合情報誌 『kyositu.comニュース』】に下記の記事を寄せています。

政治への関心を持とう 野口 芳宏 

 1.国旗・国歌と指導要領

 教員の政治活動は,「教育公務員特例法」によって禁止されている。しかし,これは「政治活動」の禁止を定めたものであって,政治に関心を持つなという意味ではない。教員が政治の動きに無関心であっていいはずはない。

 ただし,そこへの個人的見解を子どもの前で発言することには慎重でなければならない。子どもは十分な判断資料を持たないままに強く担任の影響を受けやすいからだ。

 その極端な例がかつて東京国立市の公立小学校で起こった。「校長土下座事件」である。「日の丸・君が代」「国旗・国歌」を卒業式に用いないという立場をとる教師が子どもを巻き込んだ事件として話題を集めた。

 国旗・国歌法の制定を待つまでもなく,学習指導要領ではかなり前から国歌への敬愛の念を育むためにその斉唱や掲揚を求めていた。

 教師はこれに従わなければならない。


 2.教育公務員の服務

 教育公務員である者は,学習指導要領の定めに基づいて教育活動をしなければならない。
それへの反対や不履行は当然許されないことである。

 そういう勝手な行動をとろうと思う者は,まず教育公務員を辞すべきである。

 教育公務員という身分から離れて,何を主張しようと,何に反対しようと構わない。

 それは,「思想・信条・表現の自由」として日本国憲法が認めているところである。

 しかし,税金から支給される教育公務員としての給料を受けとり続ける以上,そこに規制された公務条項を守るべきは当然である。

 だから,道内でも,卒業式に校長の命に従わず,君が代斉唱に加わらなかったり,退席したりした教師がある処分を受けたのは当然のことである。

 納税者の立場に立てば誰にだってその理由は当然のことだ。

 政治に関心を持つことは大切だが,子どもへの教育や働きかけには慎重であるべきだ。


 3.小泉総理の快挙

 ということをふまえたその上で,小泉総理大臣の靖国神社の参拝発言は実によかったと私は胸の透く思いでいる。

 靖国神社は,日本の国難にあって一身を奉じて国を守った英霊をまつる社である。

 我々の現在の繁栄,幸福も,身を捨てて国を守ってくれた先人たちのお陰で築かれたものである。

 その人々の霊を一国の国民を代表する立場にある総理が参拝し,感謝を捧げ,その殉難を無にすることなく,これからの日本をより立派に育て,築いて参りますと誓うのは当然のことである。

 小泉総理は,「首相として参拝する」ときっぱりと断言した。

 今までの非公式参拝という腰くだけの参拝とは明確な違いがある。腰のすわった天晴な態度である。

 これを右寄りだとか,政教分離に反するなどど論(あげつら)うのは実に本質を誤った言である。せめて,教師の間でこの快挙の意義を語り合ってみてはどうだろう。
 

【野口先生最新情報 Vol. 19 
 発信:kyositu.com 野口先生情報提供事務局中嶋 郁雄 ......2002-11-6..........】

2009年6月29日月曜日

子どもたちに偉そうに
 「道徳」の説教をする前に、
  ケジメをつけてください

 森田知事の「政治とカネ」が大問題に発展しています。

 知事の謝罪しない、説明責任を果たさない、政治責任をとらない、この森田知事の姿勢が異常な支持率(18%)に現れています。

 県議会の5会派すべてがこの問題を追及しました。

 知事を支える自民党の河上議員は、これらの問題を「県民が一番注目している」と前置きし、「県民の負託に応える意味からも、自ら説明し、明らかにすべきだ」と指摘したが、知事は違法性を否定するなど、従来の見解を繰り返しました。 

 この問題は、「県民が一番注目している」と与党の自民党がいうほど、全国的に関心が高まっています。

 西松建設のワイロで二階派の不起訴は不当、と検察審査会が断罪し、検察が動き始めました。

 森田知事の虚偽記載、違法献金、迂回献金疑惑に対する検察の動きに世論が注視しています。

 この問題にケジメをつけず、「道徳」教育推進などで世論をごまかそうとしても、県民はだまされません。


森田知事:教育分野で来月にも有識者会議
 「道徳」や「家庭での育ち」がテーマ(毎日6/9)


 森田健作知事は8日、教育問題を話し合う有識者会議を7月にも設置し、道徳教育や家庭教育の分野で県独自の取り組みを進めていく考えを示した。 

 名称は「県の教育を元気にする有識者会議」(仮称)とし、構成メンバーは7人程度で、半数は県外の識者を充てる予定だという。 

 同日、毎日新聞のインタビューに応じて明らかにした。【森有正】 
 森田知事は、家庭や子どもを巡る現状について「人を思いやったり、人から一歩下がるという日本人の良いところが失われつつある」と指摘。

 「おれたちは一人で生活しているのではなく、団体で生活し、共通のルールで生きていることなど、残していかなければならないことがある」と話した。 

 有識者会議では、学力向上やいじめ・不登校など学校教育の問題だけでなく、子育てやしつけなどを含め、社会のルール(道徳)をどのように学ぶかや、家庭教育のあり方なども幅広くテーマとするという。

 森田知事は「先人を敬う気持ちや、一生懸命に生きる親の背中を見て育つことなど、今の家庭に欠けていることを(検討テーマに)取り入れたい」としている。 

 メンバーは7人程度を想定し、半数は、県外の識者に依頼する見通し。

 6月県議会終了後の7月にも発足させ、今年度中に提言を受け、教育行政に反映させる考えという。 

 千葉県の子どもたちについて「大きな夢や世界観を持ち、羽ばたける人になってほしい」と述べた。

 世界で活躍する人材になるためにも「日本の常識が世界の非常識となってはならない」とし、会議での提言が「人としての骨格となれば」と話した。 このほか、森田知事は県政運営の基本となる「県総合計画」について、6月議会終了後に策定に着手し、09年度中に計画をまとめ、県民に計画を示す考えを示した。(毎日6/9)



森田知事:県教育委員に野口氏
 次期副知事は坂本氏──起用方針(毎日6/19)


 森田健作知事は、伊藤潔委員の辞職で欠員になっている県教育委員会委員に、植草学園大教授で、日本教育再生機構代表委員の野口芳宏氏(73)を起用する方針を固めた。

 6月県議会最終日の7月8日に提案する見通し。 

 野口氏は58年、千葉大教育学部卒。 
 木更津市内の小学校で教頭や校長を歴任した。 
 96年4月から北海道教育大教授、08年4月から植草学園大教授を務めている。 
 06年10月以降、日本教育再生機構の代表委員。 

 また、次期副知事に、厚生労働省大臣官房審議官の坂本森男氏(54)を起用する人事を固めた。 

 近く辞任するとみられる植田浩副知事の後任。 
 石川県総務部長や消防庁予防課長、総務省行政課長を務めた。
 1人欠員の県公安委員会委員には、千葉銀行顧問の石川次郎氏(66)を起用する方針。 
 【森有正】(毎日6/19)

2009年6月28日日曜日

「家庭が、地域が、そして国家が
衰亡へと向かっている」のは、
「戦後教育」が原因と森田知事。
 
構造改革の急先鋒の中谷巌氏は、
 格差社会などすべての元凶は『市場原理』だった」と

 森田知事は、日本教育教育再生機構の代表委員をしている野口芳宏氏を千葉県教育委員にする議案を提案しています。

 「日本教育再生機構」の呼びかけの言葉をみると、「家庭が、地域が、そして国家が衰亡へと向かっている」のは、歴史と伝統を否定する「戦後教育」が原因だと述べています。

 しかし、今日の格差と貧困、地域社会の疲弊などの原因は戦後教育が原因ではありません。

 新自由主義にもとづく、構造改革を強行してきたことが原因です。

 そのことは、構造改革の急先鋒であった経済学者の中谷巌氏の“懺悔”を見れば明らかです。

 「改革が日本を不幸にし資本主義を自壊させたリーマン・ショック、格差社会、無差別殺人、医療の崩壊、食品偽造。すべての元凶は『市場原理』だった」と、中谷巌氏は“懺悔”しています。

 森田健作氏は自民党の国会議員としてこの「市場原理」の改革を推進してきた人物です。

 それを戦後教育に責任転嫁し、森田氏自身と自民党の悪政を免罪し、「教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化」(マニフェストの施策例)など、教え子を戦場におくった戦前の教育を強制しようとしています。

 小松実県議が県議会で「政治姿勢に関連して、戦前の教育の過ちを繰り返してはならないと思うが、どうか、というの質問に対し、「戦前の教育が一面的だとは思わない」などと容認する、驚くべき見解を述べました。

 教育に国旗掲揚・国歌斉唱などの強制はなじみません。

 2004年秋の園遊会では、「日本の学校において国旗を揚げ、国歌を斉唱させることが私の仕事でございます」と得意満面の東京都教育委員・米長邦雄に対して、今上天皇から「くれぐれも強制にならぬようにお願いします」と言われました。
 

 八木秀次氏が理事長を務める日本教育教育再生機構が発行している「教育再生」(紫陽花号)に、森田健作のインタビュー記事(教育問題)が下記のとおり、掲載されています。



森田知事が代表委員をしている
  「日本教育再生機構」の呼びかけの言葉

 
太古の昔、神々がつくったと伝えられる神秘の国…。

うるわしい山河に四季折々の草花が彩りを添え、山海の幸に恵まれた豊饒の国…。

有史以来、国の中心に一系の天皇をいただいてきた伝統の国…。華麗かつ繊細、深遠かつ素朴な文化の花が、色とりどりに咲き誇る文化の国…。

それが私たちの先人が築き上げてきた国、日本です。

古来、我が国を訪れた海外の有識者たちは、この美しい文明に触れ、感嘆し、その世界史的価値を称えてまいりました。

しかし今、その誇るべき「日本文明」の未来に暗雲が立ちこめています。

正直にして勤勉、勇敢にして和気にみちた美しい日本の心は、年ごとに、日ごとに汚され、家庭が、地域が、そして国家が衰亡へと向かっているかのようです。

なぜ、こんなことになってしまったのでしょう。

それは、歴史と伝統を否定する「戦後教育」が、60年以上にわたって深く国民の心と体を蝕み、ついには国家の中枢を侵すにいたったからにほかなりません。

私>たちは、この崩れゆく祖国の現状を傍観しません。

私たちは、先人たちが培ってきた美しい日本の心を受け継ぎつつ、それを今の日本に広く伝え、次の世代に伝えるため、立ち上がります。

さらに私たちは、あらゆる文明を巧みに受け入れてきた「日本文明」の中に、ゆきづまった現代の世界を救う力が秘められていることを信じ、世界の人々の幸福のため、広く海外へもそれを伝えていきます。

教育の力によって汚されたものは、教育の力で清めることができます。

教育の力によって衰亡したものは、教育の力で再生することができるはずです。

私たちは、全国の心ある方々に広く呼びかけます。

美しい日本の心を伝えるため、ともに立ちあがっていただくことを。

今はなき先人たちの労苦にこたえ、まだ見ぬ子孫の行く末に思いを馳せ、今、私たちにできる正しい行いを、着実に進めていくことを。

日本の美しい心を伝える日本教育再生機構は、この秋、誕生いたします。 

平成18年7月27日 《発起人》 
秋山昭八(弁護士) 石井公一郎(元ブリヂストンサイクル社長) 磯前秀二(名城大学教授) 井上雅夫(同志社大学教授) 宇佐美忠信(富士社会教育センター理事長) 潮匡人(評論家) 内田智(弁護士) 加瀬英明(外交評論家) 勝岡寛次(明星大学戦後教育史研究センター) 加藤寛(千葉商科大学学長) 加藤十八(中京女子大学名誉教授) 川上和久(明治学院大学教授) 菅野覚明(東京大学教授) クライン孝子(ノンフィクション作家) 蔵琢也(進化生物学者) 古賀俊昭(東京都議会議員) 篠沢秀夫(学習院大学名誉教授) 島田洋一(福井県立大学教授) 清水誠一(北海道議会議員) 反町勝夫(東京リーガルマインド社長) 高橋宏(首都大学東京理事長) 髙谷朝子 (元宮内庁内掌典) 武原誠郎(イムカ社長) 田下昌明(豊岡中央病院理事長) 種子島経(元東京BMW社長) 千葉真一(俳優) 土屋たかゆき(東京都議会議員) 鄭大均(首都大学東京教授) 中條高徳(日本国際青年文化協会会長) 中村粲(獨協大学名誉教授) 中村勝範(平成国際大学名誉学長) 西岡力(東京基督教大学教授) 新田均(皇学館大学教授) 藤尾秀昭(致知出版社社長) 前野徹(アジア経済人懇話会会長) 松浦光修(皇学館大学教授) 松平康隆(日本バレーボール協会名誉会長) 三浦朱門(元文化庁長官) 三宅久之(政治評論家) 三好祐司(全日本教職員連盟委員長) 向山洋一(TOSS代表) 村上和雄(筑波大学名誉教授) 村田良平(元駐米大使) 森田健作(俳優) 山口宗之(九州大学名誉教授) 山田英雄(元警察庁長官) 吉田利幸 (大阪府議会議員) 米長邦雄(永世棋聖) 和田秀樹(精神科医) 渡辺利夫(拓殖大学学長)

2009年6月27日土曜日

森田知事の「教育日本一」で
      子どもたちはどうなる。

戦前は「愛国心」「道徳」教育で、教え子を戦場におくり、日本は破滅しました。その誤りをくり返さないため、戦後教育が生まれました。

 森田知事はマニフェストに「教育日本一」を掲げています。

 施策例に「教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化」など、憲法違反であり、良心の自由を犯すとんでもない内容を含んでいます。

 森田知事のマニフェストを記します。


森田健作知事のマニフェスト 教育日本一

 
 強く美しく元気な心を育てます!最近は悲惨な事件があとを絶ちません。

 日本人の心、道徳心が、どこかおかしくなってきています。
 学級崩壊のみならず、家庭内殺人・無差別殺人など、これまでの常識では考えられないような事件が頻発しています。

 それらの元をたどれば、家庭や学校において、人格形成の基礎をなす道徳教育や躾教育が十分ではなかったことが大きな要因です。

 そこで千葉県では、教育再生諮問会議(仮称)を設置して県内外の有識者の総力を結集し、人間としての基本的な躾や常識を養うために、健全なる郷土愛の育成や道徳教育の強化に努めます。

 また、行き過ぎたジェンダーフリー(性差否定)教育や過激な性教育を見直し、男女の生まれ持った違いや良さを尊重し、家族や家庭を大切にする明るく元気で生き生きとした子供たちを育てます。

 私たちを生み育ててくれた祖先や両親・先人・郷土や国に対する感謝報恩の心、道徳心や公共心を育むために、子どもたちの「心を育てる教育」に本気で取り組み、強く美しい日本の心を再生します。

 <「心を育てる教育」に全力投球!><施策例>

 高校での「道徳」を正式教科化(教科書作成、研修導入)、生活指導の強化、夢を語る進路指導改革、「親学」導入による家庭力の再生、行き過ぎたジェンダーフリー教育・過激な性教育の見直し、教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化、日本を嫌いになるような歴史教育の見直し、武道や伝統文化の奨励、国語教育の強化等。


道徳教育を語る前に、
  森田知事自身の道徳に県民は注視


 現在、森田知事は違法、脱法、詐欺行為の疑惑で各界から追及されています。

 支持率は18%(産経)と低迷しています。

 今、森田知事がすべきことは、県議会で5会派すべてが取り上げた「政治とカネ」について、県民に謝罪し、説明責任を果たし、責任をとることではないでしょうか。

 6月11日の中学生県議会で飛び出した「知事に政治の面だけではうそはつかないように伝えてください」との発言について、森田知事は18日の県議会本会議で感想を求められ、「子供の意見であると思っております」とのみ答弁しました。

 道徳教育を語る前に、森田知事自身の道徳に県民は注視しています。

     ──────つづく──────

2009年6月26日金曜日

知事が税金で元秘書などに日当3万円支給
    「公私混同」との批判も

 千葉県の財政事情は、大型開発のツケで悪化しています。

 平成21年度末の県債残高(借金)は、2兆6,140億円(県民一人当たり42万9千円)となる見込みです。

 知事は財政危機を理由に医療や福祉などの住民サービスの引き下げ、県職員の削減、県職員の賃金削減を強行しています。

 ところが、知事室に森田健作氏の国会議員時代の元秘書と知事選の元スタッフを政策アドバイザーに委嘱し、県費、すなわち県民の税金で日当3万円など破格の報酬を与えていたことがわかりました。

 【県議会では自民党の河上茂議員が代表質問でこの問題を取り上げた。「県職員は難関を突破して県庁に入ってきている。知事室長がいるのだから、室長中心に仕事をしていただきたい」と注文をつけた】。

 公私混同はやめるべきです。

 下記の新聞記事をご覧ください

森田知事:元秘書ら破格の厚遇
 2人、県費でアドバイザーに(「毎日」6月24日付け)
 

◇議会が「公私混同」指摘

 森田健作知事が、自身の衆院議員時代の秘書と知事選の元スタッフの2人に県の政策アドバイザーを委嘱し、県費で破格の報酬を与えていることが分かった。2人は連日知事室に出勤し、5月分だけで報酬計79万円が支払われた。県議会から「知事室は個人事務所ではない」と「公私混同」を指摘されている。【倉田陶子】

 県によると、政策アドバイザー制度は堂本暁子前知事時代の03年度に始まった。専門的な意見を聞く目的で知事自ら委嘱できる。誰に委嘱するか明確な基準はなく、議会の承認も必要ない。身分は県の非常勤職員で1年ごとに更新。経歴や年齢により上限3万6000円の日当を出す。

 2人への委嘱は5月1日付。元秘書は「国との調整」を担当、中央省庁の情報収集などに当たっているといい、日当3万円で5月は13日間出勤。知事選の元スタッフは「情報発信」を担当し、知事のあいさつ文作成などで相談に乗ったりしているといい、日当2万5000円で5月の出勤は16日間。

 一方、他の22人は森田知事就任以前に委嘱された。日当額は最高でも1万3000円。今年4月以降の1カ月の支給総額も最高で1人12万円ほどで、年に数日分の日当を支払うだけのアドバイザーもいる。

 県議会では自民党の河上茂議員が代表質問でこの問題を取り上げた。「県職員は難関を突破して県庁に入ってきている。知事室長がいるのだから、室長中心に仕事をしていただきたい」と注文をつけた。

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 ◇県知事の委嘱アドバイザー一覧◇
役割 代表的肩書と性別年齢

政策 元衆院議員秘書※ 男46

同 元知事選スタッフ※ 男37

薬事(薬剤師) 元製薬会社員※ 女54

同 ( 同 ) 元病院勤務※ 女59

就職支援 元企業人事担当者※ 男61

同 同※ 男60

「ちば・エコ農業」産地 元県職員 男67

同 同 男69

同 同 男63

同 同 男76

同 同 男62

同 同 男62

同 同 男73

同 元農協職員 男46

同 同 男61

同 同 男68

同 同 男62

同 同 男57

同 同 男69

同 同 男53

同 同 男47

同 元団体職員 男63

同 元食品流通会社員 男53

同 青果物卸売会社員 男47

 注=※印はアドバイザー専従者

2009年6月25日木曜日

森田知事の支持率は
 麻生太郎とほぼ同じ18.1%
   東国原知事90% 橋本知事89%

 「森田知事の政治責任を追及する会」には、県内外から追及に賛同する声が寄せられています。

 また、6月11日の森田知事の政治責任を求める集会、デモ行進、個人請願、署名提出も多くの県民のみなさんのご協力で成功しました。

 これらを裏付けるように、産経FNNの世論調査がでました。

 森田知事を評価するは18.1%です。森田知事が物まねをしている東国原知事の評価は90.3%です。

 また、各知事の国会議員への転身を期待するか、についても大差がでました。

 森田知事はわずか7.9%、東国原知事は49%です。

 下記の「産経」の記事をご覧ください。



【問】次の都府県知事について評価するか (「産経」6月22日付け)

《石原慎太郎東京都知事》
評価する60.7 評価しない32.8 わからないなど 6.5

《森田健作千葉県知事》
評価する18.1 評価しない60.5 わからないなど21.4

《橋下徹大阪府知事》
評価する89.3 評価しない 7.0 わからないなど 3.7

《東国原英夫宮崎県知事》
評価する90.3 評価しない 7.1 わからないなど 2.6



【問】次の都府県知事の国会議員への転身を期待するか

《石原知事》
期待する25.1 期待しない70.8 わからないなど 4.1

《森田知事》
期待する 7.9 期待しない84.4 わからないなど 7.7

《橋下知事》
期待する50.5 期待しない45.3 わからないなど 4.2

《東国原知事》
期待する49.0 期待しない47.9 わからないなど 3.1

2009年6月24日水曜日

「検察側に
  『告発に基づく捜査はしている』
     と言われた・・・」

 「強い政治不信が見られるという政治状況をふまえ、さらに踏み込んだ捜査が期待される」―。

 自民党二階派の政治団体「新しい波」(代表・二階俊博経産相)関係者への東京地検特捜部の不起訴処分。

 東京第3検察審査会が17日までに、不起訴不当の議決をしました。

 違法行為のやり得は、許さないという検察審査会の議決に、拍手喝采です。

 ところで、森田知事に対する違法・脱法、詐欺行為疑惑の捜査はどうなっているのでしょうか。

 「森田健作氏を告発する会」の【西島和(いずみ)弁護士は、告発状の受理について「検察側に『告発に基づく捜査はしている』と言われた。

 受理されたと思って差し支えない」と説明】しました。

 下記の記事をご覧ください。


 【検察側の対応など説明 「森田健作氏を告発する会」 船橋で報告集会

 三月の知事選で公職選挙法と政治資金規正法に違反したとして森田健作知事への告発を呼び掛けた「森田健作氏を告発する会」(井村弘子代表)が二十日、船橋市で報告集会を開き、四月の告発後の状況などを説明した。

 同会の代理人を務める西島和(いずみ)弁護士は、告発状の受理について「検察側に『告発に基づく捜査はしている』と言われた。受理されたと思って差し支えない」と説明。そのほか、会員が独自に調査した森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」を中心とした政治資金の流れ、森田氏の講演料について報告があった。

 井村代表らは、森田氏が自民党支部の代表を務めながら知事選で「完全無所属」をうたって当選したことは、公職選挙法に違反するなどとして千葉地検に告発。同会が集めている森田氏の辞任を求める署名は、十九日現在で五千六百六十一筆にのぼるという。(小林孝一郎)】

               東京6/21付け

2009年6月23日火曜日

森田千葉知事の違法献金「返還」
 収支報告書 訂正せず
─────小松実県議追及─────

 森田知事の「政治とカネ」に対する県民の関心は強く、5会派すべてが代表質問で取り上げました。

 知事は「それしかねえんだろ」(読売)と不満を爆発させました。

 とりわけ、日本共産党の小松実県議の質問は、マスコミも大きく報道しました。

 下記に「赤旗」の記事を紹介します。

 【森田健作千葉県知事が大手ディスカウント店「ドン・キホーテ」から受けた違法献金の一部、480万円を3月の知事選後に返還したとしていた問題で、東京都選挙管理委員会にはいまだに訂正届けをだしていないことが19日、明らかになりました。同日の県議会代表質問で日本共産党の小松実県議団長が追及しました。

 森田氏が支部長をしている自民党東京都衆議院選挙区第二支部は、外国法人の持ち株比率が50%を超えていたドン・キホーテから2005年から06年にかけて計1010万円の献金を受けていたことが本紙報道で発覚。小松県議が同日の代表質問で追及し、森田知事は同社から受けた献金が政治資金規正法(旧規定)に違反していたことは知らなかったと弁明し、「4月中旬、銀行振り込みで返還した」とメモを読み上げました。

 小松氏は、再質問で「ドン・キホーテの違法献金は返したと答弁したが、本当か。昨日も東京都選挙管理委員会に確認したが、自民党支部の政治資金収支報告書は訂正されていない。違法献金をもらったままになっている。知事はこの問題で刑事告発されており、政治生命にかかわる重大な問題だ」と指摘し、領収書を公表するよう迫りました。

 森田知事は収支報告書を訂正していないことを認め、「7月の自民党支部の解散後に訂正をだす」と答弁。小松氏はさらに「あきれた答弁だ。知事、やましいところがないというのなら、(返金した)資料を公表すべきだ」と迫りました。

 議会後、与党議員は「小松質問はよかった」「知事はドン・キホーテに本当に返したのか疑問だ」と語りました】 赤旗6/20付け

 議会終了後、森田知事は記者の取材に「振り込み明細はあると確認した」とするなど、説明が2転3転しました。

2009年6月21日日曜日

「迂回献金」疑惑
  二階派不起訴不当で
    追いつめられた森田知事

 「強い政治不信が見られるという政治状況をふまえ、さらに踏み込んだ捜査が期待される」―。

 東京第3検察審査会が17日までに、不起訴不当の議決をした自民党二階派の政治団体「新しい波」(代表・二階俊博経産相)関係者への東京地検特捜部の不起訴処分。

 準大手ゼネコン「西松建設」のダミー(隠れみの)団体からのパーティー券代838万円の受領など、二階氏側への西松マネーは、見過ごすことのできない問題です。

 (中略)ところが今月1日、二階派の会計責任者だった泉信也参院議員(二階派事務総長)らの不起訴を決めた特捜部は、二階氏の秘書が西松建設にパーティー券を売りさばくよう依頼した事実を明らかにしたのです。

 そのうえで、二階派事務担当者は同社との接触がなく「同社からの献金との認識があったとは認められない」と説明しました。

 ダミー政治団体経由のパーティー券を二階氏の秘書が、同社に直接交渉して売りつける―。
その事実を会計責任者の泉氏らが知らないというのはあまりにも不自然です。
検察審査会が不起訴不当として再捜査を求めたのは、市民の良識の声です。 

 さらに重大なのは、国会の場で「存じ上げない」と断言した二階氏自身の責任です。

 二階氏と西松建設は「わが社が一番世話になっている先生の一人」(西松建設元幹部)と指摘される親密な関係です。

 その意を受けて動く秘書が同社に資金提供を求めたことを二階氏は、どう説明するのでしょう。 

 二階氏をめぐっては、同氏が代表の自民党和歌山県第3選挙区支部に、西松社員や家族名義で計600万円の献金が行われていた問題など、数々の疑惑が未解明のままです。 

 さらに、海洋ゼネコンでつくる政治団体「さんそう会」から計4000万円もの献金を受けていたことも本紙が明らかにしました。 

 検察は、民主党の小沢一郎前代表側と同様に、二階氏側の疑惑も徹底捜査することが求められています。(森近茂樹)】赤旗6/18付け

 二階派の不起訴を「不当」と断罪し、再捜査を求めた検察審査会の議決は、市民から歓迎されています。
森田知事の「迂回献金」疑惑は、西松建設疑惑より悪質といわれています。

 世論と運動が情勢を動かしています。

 森田知事の違法・脱法・詐欺行為のやり得を許さない、民主主義擁護の運動に立ち上がりましょう。

2009年6月20日土曜日

どうする自民党、
  「百条委員会」設置議案への対応を
      県民は注視

 6月定例県議会は17日、森田知事とって初めての代表質問が始まりました。

 森田知事は、職員が書いた原稿棒読みに終始し、いつもの空元気はみられませんでした。

 知事選で「完全無所属」を訴えながら実は自民党支部長であったことや、「違法献金」などの疑惑に絡む問題に言及すると、不機嫌な表情になりました。

 【知事を支える与党の河上(茂)(自民)議員は、これらの問題を「県民が一番注目している」と前置きし、「県民の負託に応える意味からも、自ら説明し、明らかにすべきだ」と指摘したが、森田知事は違法性を否定するなど、従来の見解をくり返した】(読売6/18日付け)。

 さあ、どうする与党の自民党。

 自民党が追及しても知事が説明責任を果たさないなら、地方自治法100条に基づき、「百条委員会」を設置して真相を究明する以外、選択肢がないのではないでしょうか。

 「森田知事の政治責任を追及する会」は、百条委員会の設置を求める請願書を6月17日に県議会に提出しました。

 自民党はこの問題を「県民が一番注目している」と認識しています。

 先の千葉市長選挙でも「政治とカネ」が争点の一つになりました。

 県民は総選挙の判断基準に、「政治とカネ」の問題への各政党の動向を注視しています。

 県民のみなさん、それぞれの支持政党に「百条委員会」を設置するよう働きかけましょう。

2009年6月18日木曜日

知事の迂回・違法献金、虚偽事項問題での
  百条委員会設置を求める請願書

平成21年6月17日


 千葉県議会 議長 浜 田 穂積 様

請願者 森田知事の政治責任を追求する会
呼びかけ人代表 三輪 定宣   
〒260-0854 千葉市中央区長洲1-10-8
 千葉労連気付
 電話番号 043-225-5576

紹介議員             


 【請願の趣旨】
 先の千葉県知事選挙において、「完全無所属」を謳っていた森田健作知事が自民党東京都衆議院選挙区第二支部の支部長であったこと、また同支部の収入のほとんどが、知事の資金管理団体である「森田健作政経懇話会」に寄付されていたことから、「迂回献金」ではないかとの疑いが指摘され、さらに同支部が2005年と2006年に当時の政治資金規正法で禁じられていた「外資企業」からの献金を受け取っていたことが判明しました。

 その後も資金管理団体収支報告書に自民党関係者からの寄付金を記載せず、その一方で、森田氏の公立高校での講演料を収入に載せるなど、「政治とカネ」にかかわる疑惑が次々と明らかになっています。 

 選挙後、これらの事実を知った多くの有権者から「ニセ無所属だ」「選挙をやり直してほしい」などの怒りの声が相次いでおります。

 県民を欺いた知事の責任は極めて重いものがあると思います。

 しかしながら、知事は記者会見で「問題はない」「違法性はない」とのべるなど、いまだに納得できる説明はなされておらず、県民の不信は募るばかりです。 

 私たちは、県行政を司る最高責任者である知事が、今回の問題の事実を公表し、自らの責任を明らかにすべきだと考えますが、知事が無反省な態度に終始しているもとでは、それを期待することはできません。

 そこで、良識の府である県議会に地方自治法第百条の権限を付与した特別委員会を設置し、迂回違法献金・虚偽事項問題を調査・解明していただくことが是非とも必要だと考えます。

 【請願事項】
1.知事の迂回・違法献金、虚偽事項問題等に関する疑惑を解明するため、地方自治法第百条の権限を付与した特別委員会を設置すること。

「百条委員会」の設置を求め、
  県議会に請願書を提出する

 「森田知事の政治責任を追及する会」は17日、千葉県議会の各会派に「百条委員会」の設置を求める請願書の紹介議員になってほしいと要請活動を行いました。

 最終的に紹介議員になってくださったのは、日本共産党の4人の県会議員(小松実 丸山慎一 三輪由美 岡田幸子)だけでした。

 その後、県議会事務局に「百条委員会の設置を求める請願書」を下記のとおり提出し、千議第88号で受理されました。

 この6月議会では、先の臨時議会同様、民主党・共産党、市社無の三会派が、百条委員会の設置を求め、共同提案をするとのことです。

 西松事件では、検察審査会が自民の二階派の不起訴「不当」と議決しました。

 森田知事の迂回献金疑惑は、西松事件よりも悪質と指摘されています。

 県民は森田知事の違法、脱法、詐欺行為の疑惑に対し、各会派がどのような態度をとるのか、厳しいまなざしで注視しています。

 すべては世論が決めます。

 署名活動などへのご協力をよろしくお願いします。

 森田知事により千葉県は「金権日本一」になりました。

 この汚名を返上し、金権腐敗を一掃し、民主主義を擁護をするため、ともに立ち上がりましょう。

森田知事、
 企業献金の受け皿 自民支部、未だ解散せず
  離党表明や自民支部解散は口先だけ?

 森田氏は3月30日の記者会見で、自民党支部を解散したいと言明したものの、いまだに解散届は東京都選挙管理委員会に出ていません。

 4月22日の記者会見で記者からは「今現在、自民党員ですか?」と質問されました。知事は「支部を閉めて自民党から離れる」と回答しました。

 これに対して、記者からは「党員を今、やめることのほうが、簡単では?」という質問が出ました。

 知事は「党の内規で、支部長でないと支部を解散できない」などと回答しました。

 当選後に、自民党幹部の麻生太郎、中曽根康、元自民党代議士の石原慎太郎など、自民党の重鎮に次々と会談しています。

 さらに、5月15日には、東京・虎ノ門のホテルオークラの日本料理店「山里」で菅義偉自民党選対副委員長、森田健作千葉県知事、松本官房副長官と懇談しています(麻生日記・産経)

 これでは、離党や支部解散は口先だけではありませんか。

 詳細は下記の「赤旗」記事をご覧ください

2009年6月17日水曜日

森田知事、うそはつかないでくださいね。 
   中学生県議会で中学生が「一般質問」

 【県議会の6月定例会が11日開会し、「ちば中学生県議会」が開かれた。

 森田知事の退席後に始まった一般質問では、中学生議員から「森田知事に政治の面だけではうそはつかないよう伝えてください」との発言が飛び出し、答弁する課長が「大変厳しい質問をいただいた」と応じる場面もあった】

   (毎日6月12日付け)。


 知事は道徳教育を中学生に説く前に、虚偽記載、違法献金、迂回献金などの疑惑について、自ら謝罪し、説明責任を果たし、政治責任をとるべきです。

(詳細は下記の新聞記事をご覧ください)

2009年6月16日火曜日

違法、脱法、詐欺行為のやり得を許さない、
   県民の良識を全国に発信


 「森田知事の政治責任を追及する会」は6月11日、知事に政治責任を求め、県議会に「百条委員会」設置を求めて、集会・デモ・請願・署名提出行動を400人で行いました。

 虚偽記載、違法献金、迂回献金、自称「剣道二段」、教育基本法違反など、知事を巡る疑惑は、どうにもとまらない状況です。

 違法、脱法、詐欺行為のやり得を許さない、県民の良識が全国にテレビ、新聞を通じて発信されました。

 「森田知事の政治責任を追及する会」には全国から賛同の声が寄せられています。

 下記にこの行動を報道したマスコミの記事を添付します。



2009年6月12日金曜日

知事は責任をとれ!
 議会は「百条委員会」を設置せよ!と400人が立ち上がる
   400人が個人請願、
     知事宛署名5057筆提出








「森田知事の政治責任を追及する会」(代表・三輪定宣千葉大名誉教授)は6月11日、県議会初日に集会・デモ・請願・署名提出行動を行いました。 

 雨の中、千葉市中央公園に400人が集まり、決起集会を行いました。

 三輪代表は、「当選から二ヶ月がたったが、迂回献金などさまざまな疑惑が明らかになり、知事への信用は低下している。

 1日も早く真相究明と政治責任を求め、清潔で透明な県政を取り戻すため、力を合わせましょう」と呼びかけました。

 松本事務局長は、

 「本日の行動の目的は二つです。一つは県議会議長に対し、知事が説明責任を果たさないなら、県議会が地方自治法100条に基づき、『百条委員会』を設置して真相を究明せよ、と県庁門前で個人請願を行うことです。

 もう一つは、森田知事対し、説明責任と政治責任を果たせ、と5047筆(第一次分)の署名を提出することです」

と訴えました。

 その後、浮揚共産党県委員長の議会報告に続き、剣道着姿の「偽装剣士モリタマン」が登場したパフォーマンスが会場を沸かせました。

 次に、長平自治労連県本部委員長の行動提起、新婦人の田中副会長のカンパの訴え、最後に千葉土建の鈴木委員長のあいさつと「雨傘がんばろう」で集会を閉じました。

 集会後は、県庁まで整然とデモ行進をしました。

 商店街のみなさんに、「森田知事の違法・脱法、詐欺行為のやり得を許さず、金権腐敗を一掃し、民主主義を守るため、ご一緒に立ちあがりましょう」と呼びかけました。

 また、

 「知事は政治責任をとれ!」
 「議会は百条委員会」を設置せよ!」
 「知事は謝罪し、説明責任を果たせ!」
 「金権日本一は許さないぞ!」
 「偽装モリモリはたくさんだ!」
 「さらば森田と言おう」

 などのシュプレヒコールに人々の注目が集まりました。

 デモ行進隊と森田知事が乗ったセンチュリーが途中ですれ違いました。

 デモ行進後、参加者ひとり一人が県庁門前で議会事務局の職員に個人請願書を手渡しました。

 この請願行動を小松実県議団長ら共産党県議団が激励しました。

 その後、「追及する会」の代表団10人が知事室を訪れ、知事室長に5047筆の署名を提出しました。

 最後に県議会各会派を訪れ、「百条委員会」の設置を求める請願書への紹介議員の要請を行いました。

 自民党は「内容も含め、受け取れません」と紹介議員になることをその場で拒否しました。
県民に理解できない行動です。

 森田知事の企業献金の受け皿である「自民党東京都衆議院選挙区第二支部」の解散届は,いまだに東京都選挙管理委員会に出ていません。

 県民は「百条委員会」設置に対する各会派の対応に着目しています。

 本日の行動はテレビを始め、ほとんどのマスコミが報道しました。

2009年6月10日水曜日

県民のみなさんへ





森田知事は政治責任をとれ!


知事に署名を、議会に請願書を11日に提出しよう!


県民のみなさんへ


 私たち「森田知事の政治責任を追及する会」は6月11日、千葉県議会議長に森田知事の違法献金などの真相を究明するため、百条委員会の設置を求める個人請願書を提出します。

 また、森田知事には「迂回献金」などの説明責任と政治責任を求める署名を届けます。

 県民のみなさん、違法・脱法、詐欺行為のやり得を許さず、金権腐敗を一掃し、民主主義を守るため、ご一緒に立ちあがりましょう。


プログラム


日時 : 6月11日(木)
場所 : 千葉市中央公園
内容 :
  集会   午前11時~11時30分
  デモ     11時30分~12時
  請願・署名  12時~12時30分
  
 
6.11千葉市中央公園での集会・デモ・請願活動のプログラム
  司会             1分
  開会あいさつ         5分
  経過報告           5分
  議会報告           5分 (百条委員会の説明も)
  パフォーマンス(剣道2段)  2分
  行動提起           2分
  カンパの訴え         1分
  閉会あいさつ         5分 (団結がんばろう!)
 (デモ指示)
 (デモ切り)
※   ゴミは各自で持ち帰ることを徹底する。



デモ、個人請願と署名の提出行動



デモ行進 11時30分出発 → 裁判所前(案内人が指示)
個人請願と署名提出 (正午から)

  • 「百条委員会」設置を求める個人請願書をひとり一人が県庁門前で議会担当者に提出する

  • 森田知事の政治責任を求める署名を代表者が知事室で知事に提出する(12時過ぎより)

  • 個人請願書を提出後、解散する。





明日の集会に剣道2段が登場

2009年6月9日火曜日

マスコミのみなさんへ 
     6.11行動の取材をお願いします

   各 位


「森田知事の政治責任を追及する会」
呼びかけ人代表 三輪定宣(千葉大学名誉教授)
連絡先  千葉労連 043-224-8375



6.11集会・デモ、個人請願について、取材のお願い


 日頃の活動に敬意を表します。

 私たち「森田知事の政治責任を追及する会」は、6月11日の午前11時より千葉市中央公園で「森田知事の政治責任を追及する6.11決起集会」を500人規模で行います。

 また、集会後、11時半より県庁近くまでデモ行進を行い、その後、市民ひとり一人による個人請願活動を県庁門前で行います。最後に知事室に署名を提出します。

 当日の行動の目的は、二つです。

 一つは県議会に対し、真相究明のための百条委員会の設置を求めます。

 そのため、個人請願を行います。もう一つは、知事に説明責任と政治責任を求めます。

 そのため、知事宛署名を提出します。

 森田健作知事の違法・脱法、詐欺行為のやり得は、許すことができません。

 この活動は、金権腐敗を一掃し、民主主義をまもる大義ある行動です。

 下記のとおり行動しますので、取材をよろしくお願い申し上げます。  



日時  6月11日 午前11時開会
場所  千葉市中央公園(パルコとなり)
内容
   ①集会  午前11時から11時半まで
   ②デモ  11時半から12時頃まで(中央公園から裁判所付近まで)
   ③請願  正午過ぎから県庁門前で行います。
          併せて、知事に署名も提出します。
   ④主催 「森田知事の政治責任を追及する会」

2009年6月8日月曜日

幸福の科学と森田健作の関係

「幸福の科学」の支援受けた
   森田知事が会見で認める


 千葉県の森田健作知事は27日の記者会見で、3月の知事選に際し宗教法人「幸福の科学」(東京、大川隆法総裁)から支援を受けていたことを明らかにした。

 知事は「政治家というのはいろんな団体等からご支援を頂いている」とした上で、幸福の科学は「応援していただいた団体の一つ」と述べた。

 幸福の科学を支持母体とする政治団体「幸福実現党」が次期衆院選で候補者を立てることについては、支援は考えていないとした。

「幸福の科学」の大川隆法総裁は説法で「森田健作さんはうちの単独支援で101万票取った」と(週刊現代・2009年04月28日)述べていた。

宗教法人「幸福の科学」を支持母体とする政治団体「幸福実現党」は5日、次期衆院選の候補者318人を発表した。

 内訳は小選挙区280人、比例代表38人。同党は全300小選挙区で候補を立てる方針で、残る20選挙区についても随時発表するとしている。

 小選挙区だけで供託金は9億円になる。



森田健作知事
    (5月27日 千葉県庁 定例記者会見)


記者
 今週、月曜日に新しい政党というか、政治団体の設立会見があって、幸福実現党というのですが、こちらの党の設立会見でその党の方が、その党は支持母体が幸福の科学というのですが、そちらの最近の選挙の支援実績、推薦実績として千葉県知事選と明言されていたのですが、これは森田知事のことを支援したということでよろしいでしょうか。

知事
 あなたも知っているとおり、政治家というのはいろんな団体等からもご支援いただいています。私も同じでございます。ですから、今回も応援していただいた一つの団体と認識しております。



幸福の科学の目的は、
   憲法9条改正による「毅然とした国家」


幸福実現党の政策の大綱をみてみると、「十の大綱の下に政策を展開し、国民の具体的幸福を実現します」とある。

 十の大綱のトップは、【一、憲法9条改正による「毅然とした国家」】である。

 ホームページの画面は、【憲法九条改正 北朝鮮のミサイルから日本を守ります】と掲示されている。



世界の宝、憲法九条を守り生かそう

 朝日新聞の今年5月の世論調査では、「9条改憲反対64% 賛成26%」である。



憲法九条とは

 第9条

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

2009年6月7日日曜日

6.11集会・デモのプラカードを持ち寄りましょう

 偽装二段の剣道着のパフォーマンスも用意しています。

 「森田知事の政治責任を追及する会」は、下記のプラカードなどを準備しています。



2009年6月6日土曜日

6.11集会・デモ、個人請願活動に参加しよう

 私たち「森田知事の政治責任を追及する会」は、6月11日の午前11時より千葉市中央公園で「森田知事の政治責任を追及する6.11決起集会」を500人規模で行います。

 集会後、11時半より県庁近くまでデモ行進、そして、市民ひとり一人による個人請願活動を県庁門前で行います。

 その後、知事に署名を提出します。

 当日の活動の目的は、二つです。

 一つは県議会に対し、真相究明のための百条委員会の設置を求めます。そのため、個人請願を行います。
もう一つは、知事に説明責任と政治責任を求めます。そのため、知事宛署名を提出します。

 すべては世論が決めます。

 ご一緒に立ち上がりましょう。

2009年6月5日金曜日

森田知事の不祥事がどうにもとまらない
  タレント講演料を政治資金に計上

 森田健作知事が知事就任前に、教育関連団体三つから受け取った講演料を資金管理団体「森田健作政経懇話会」の収入に計上していた。

 この行為は、「政治献金ではなく、タレント個人への謝礼」と指摘され、一部に返金処理を始めたことが6月3日、わかった。

 12万円を支払った千葉県PTA連絡協議会が明らかにした。

 詳細は下記の新聞記事をご覧ください。

2009年6月4日木曜日

これって違法・脱税?
またもや森田知事の不祥事発覚
森田知事側がタレント講師料を
政治資金に計上 講演料返還

 千葉県の森田健作知事が知事就任前の05年~07年、教育関連団体三つから受け取った講演料を資金管理団体「森田健作政経懇話会」の収入に計上していた。

 この行為は、「政治献金ではなく、タレント個人への謝礼」と指摘され、一部に返金処理を始めたことが6月3日、わかった。

 12万円を支払った千葉県PTA連絡協議会が明らかにした。

 千葉県PTA連絡協議会(千葉)は松戸森のホール21で07年11月17日、元衆議院議員の肩書きで森田健作氏を講師にして「家庭力ーあなたなの子供は誰の子ですか?」講演会を行った。

 この時期は、森田健作氏が05年知事選挙で落選し、09年知事選挙勝利にむけて、活動していた時期である。

 同協議会は「領収証は『森田健作政経懇話会』と言う名義で発行されたが、どういう団体かまで確認しなかった。戸惑っており、修正を求めた」としている。

 教育基本法は、学校の政治活動を禁じている。

 森田知事は5月21日の会見で「講演料を政治資金にすることは教育基本法に触れてない」と持論を展開した。

 5月14日の会見では「教育は私の政治活動の柱。これは政治活動だと思っている」と話していた。

 他の2団体も「政治資金との認識はない」としている。

 知事側は「講演料は基本的に資金管理団体の口座に振り込んでもらっているが、会計士らと相談し、個人への支払いとして処理するよう進めている」と政治資金収支報告書を修正する意向を示し、12万円についてはすでに返金。

 同協議会は知事の個人口座に同額を振り込んだという。

 国税関係者によると、一般的に個人収入は課税されるが、政治団体への寄付は非課税扱いになる。

 三団体の他、福岡県の公立古賀高校が、講演料50万円を寄付扱いにしないよう報告書の修正を求めていたことがこれまで明らかになっている。

2009年6月3日水曜日

作詞「匿名者」の方から、
   「森田知事の政治政治責任を追及する会」に、
「さらば健作と言おう」の歌詞が、
     送られてきました

さらば健作と言おう

1.さよならはだれに言う  さよならは健作に
 明日がくるのを待たず  さよならは健作と言おう
 庶民だます行い  誰もが許せぬ
 こらえきれぬ怒りを  世間にぶつけよう
 タレントの立候補  いくたびか選ばれる
 だけどうそをつく奴!  さらば健作と言おう

2.政治家の勲章は  民衆を救うことと
 知った今日であるなら  さらば健作と言おう
 民意聞かぬ政策  許しちゃいけない
 選挙不正工作  みんなで裁こう
 千葉のため人のため  まっすぐに生きるため
 ずるい奴は身を引け!  さらば健作と言おう

2009年6月2日火曜日

県民のみなさんへ

 「森田知事の政治責任を追及する会」は、この間、県議会各会派に文書で「百条委員会」の設置を求めてきました。

 6月11日は6月県議会開会日です。

 「追及する会」は、この日に集会、デモ、個人請願などを行い、千葉県議会議長に百条委員会の設置を求める個人請願を行います。

 また、森田知事には「迂回献金」などの説明責任と政治責任を求める署名を提出します。

 森田知事の違法、脱法、詐欺行為を許すと、民主主義があぶなくなります。

 県民のみなさん、金権腐敗を一掃するため、ご一緒に立ちあがりましょう。

市民のみなさん

 私たち「森田知事の政治責任を追及する会」は、6月11日の午前11時より千葉市中央公園で「森田知事の政治責任を追及する6.11決起集会」500人規模で行います。

 その後、11時半より県庁近くまでデモ行進、そして、市民ひとり一人による個人請願活動を県庁門前で行います。

 当日は、今取り組んでいる知事宛署名も提出します。

 個人請願は、県議会議長に対し、「百条委員会」設置を求める内容です。

 下記の請願書案を参考に、ご一緒に請願活動を行いましょう。


2009年6月 日


   千葉県議会 議長
    浜 田 穂 積 様

知事の迂回・違法献金、虚偽事項問題での百条委員会設置を求める請願

【請願の趣旨】

 日頃より、県民生活の向上と県政発展にご努力いただいておりますことに、心より敬意を表します。

 さて、先の千葉県知事選挙において、「完全無所属」を謳っていた森田健作知事が自民党東京都衆議院選挙区第二支部の支部長であったこと、また同支部の収入のほとんどが、知事の資金管理団体である「森田健作政経懇話会」に寄付されていたことから、「迂回献金」ではないかとの疑いが指摘され、さらに同支部が2005年と2006年に当時の政治資金規正法で禁じられていた(いわゆる「外資企業」からの)献金を受け取っていたことが判明しました。その後も資金管理団体収支報告書に自民党関係者からの寄付金を記載せず、その一方で、森田氏の公立高校での講演料を収入に載せるなど、「政治とカネ」にかかわる疑惑が次々と明らかになっています。

 選挙後、これらの事実を知った多くの有権者から「ニセ無所属だ」「選挙をやり直してほしい」などの怒りの声が相次いでおります。県民を欺いた知事の責任は極めて重いものがあると思います。

しかしながら、知事は記者会見で「問題はない」「違法性はない」とのべるなど、いまだに納得できる説明はなされておらず、県民の不信は募るばかりです。

 私は、県行政を司る最高責任者である知事が、今回の問題の事実を公表し、自らの責任を明らかにすべきだと考えますが、知事が無反省な態度に終始しているもとでは、それを期待することはできません。

 そこで、良識の府である県議会に地方自治法第百条の権限を付与した特別委員会を設置し、迂回違法献金・虚偽事項問題を調査・解明していただくことが是非とも必要だと考えます。

どうか私の意をお汲み取り下さり、貴職が百条委員会設置のためにご尽力賜りますよう、切にお願いするものです。

2009年6月11日
住所
氏名