県は17日、東葛地域を中心とした県立学校51校の校庭の空間放射線量の測定を開始した。空間放射線量の測定を行う県教委職員(17日、県立柏高校で)文部科学省が校庭などの除染を行う目安として毎時1マイクロ・シーベルトという数値を新たに示したのを受け、線量の高い場所を特定するのが狙い。7月に実施した県内32教育施設の測定結果を踏まえ、松戸、柏、流山、野田、我孫子、鎌ヶ谷の東葛6市の県立学校32校のほか、北総、外房など幅広い地区を対象にした。各校の校庭の5地点を選び、地上0・5メートルと1メートルの放射線量を携帯用測定器(サーベイメーター)で測定し、11月下旬までに終える見通し。17日には、柏市布施の県立柏高校で県教育委員会職員2人が測定した。最高値は毎時0・36マイクロ・シーベルトだった。県教委は測定の翌日、値をホームページで公表する方針。
────(2011年10月18日 読売新聞)────
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