2011年10月23日日曜日

東日本大震災:簡易放射能測定器
成田市が給食検査に導入へ 農産物も
────千葉────

 成田市は、東京電力福島第1原発事故を受け、2台の簡易型放射能測定器を独自に購入する。安全性を確認PRするため、学校給食の食材と出荷する市内産農産物の検査に各1台使う。12年1月末以降の導入見込み。

 食品や農作物だけでなく、液体や土、肥料なども測れ、放射性セシウムと放射性ヨウ素について、10分間稼働させれば、1キロ当たり30ベクレル以上計測できる。予算は計約900万円。

 1台を学校給食センターに置き、当日使う一部食材を測るほか、もう1台は大栄支所に置き、計画的な検査や持ち込みに対応する方針。結果はホームページに載せる予定。

 県の農作物検査で、市内で暫定規制値を超えたものは、お茶以外ないが、市民から独自測定の要望が出ていた。

────【清藤天】毎日新聞 2011年10月15日 地方版────

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