メンバーをみてください。これでは、政策は“財界丸投げ”です。
下記に記者会見の内容を記しました。
「森田健作経済諮問会議」(仮称)の
設立について(記者会見)
(知事)
このたび、千葉を日本一の光り輝く県とするため、千葉県を代表する経済人の方々にご賛同をいただき、これは仮称ではございますが、私的な諮問機関である「森田健作 経済諮問会議」を設立することになりました。
私は、選挙戦においても「千葉県の財政状態は危機的状況にある」と県民の皆様に訴えてまいりましたが、やはり県財政の建て直しや、県民のくらし満足度の向上のためには、地元経済の活性化が急務であると考えます。
そこで、この千葉に「人・モノ・カネ」をどんどん呼び込むような政策を実現するため、ぜひ本会を通じてさまざまなアイデアやお知恵を拝借したいと考えております。
本会の発起人の方々をご紹介いたします。順不同でありますが、「千葉県商工会議所連合会会長 千葉滋胤様」、「千葉県経営者協会会長 大塚弘様」、「千葉県法人会連合会会長 石井俊昭様」、「千葉県経済同友会代表幹事 勝又基夫様」、「株式会社オリエンタルランド代表取締役会長 加賀見俊夫様」、以上5名の方々に本会の発起人となっていただきます。
このような地元千葉で長年活躍されている経済人の方々とざっくばらんな懇談を通じて、経済活性化はもとより、行政改革や教育問題、医療・福祉問題など、多岐にわたる意見交換・情報交換ができることと期待しております。
なお、当然のことながら、本会の議論の決定が行政に直接反映されるといったものではありませんが、よいアイデアがあれば、ぜひ今後の政策として検討してまいりたいと考えております。 私からは以上でございます。
◎質疑応答
(記者)
それでは、幹事社の方から質問させていただきます。今、ご説明にあった諮問会議の件で1つお伺いしたいのですが、いつぐらいから、どのぐらいの頻度で開く予定なのか、お聞かせください。
(知事)
6月5日に第1回目をやりたいと思っております。どのくらいの頻度で行われるのかと質問いただきました。第1回目に運営の仕方等も、ここで少しもみたいなと、そう考えております。私自身は、少なくとも二月に一回は、できたら一月に一回、正式な懇談ではなかったとしても、ちょっとお昼を食べながらとか、そういうような気持ちで、なるべく頻度は多くしたいなという気持ちは持っております。しかし、それは5日の皆さんのご意見を賜りながら、決めていきたいなと、そのように思っております。
(記者)
今の会合はオープンなのでしょうか、それとも非公式のものなのでしょうか。非公開ですか。
(知事)
それぞれのお立場のある方々でございますから、改めて報道の方からその辺はどうするかということをご案内申し上げます。
(記者)
先ほどお話のあります経済諮問会議ですが、これは知事も毎回出席されるご予定なのでしょうか。それと、今回の人選はどのような基準で、どなたと一緒になって考えられたのかを改めてお聞かせいただければと思います。
(知事)
人選ですね。会議にはもちろん、私は必ず出席したいと思います。もちろんでございます。なるべく時間があるとき、そして、先ほど言ったように、例えば全部合う時間というのは、これだけの人ですから、なかなか合う時間がないと思うのですが、例えば、今回はこの人は無理だよと言われても、ちょっと昼食を兼ねて意見交換しましょうかとか、そんなことをやっていきたいと、そのように思っています。
人選におきましては、これは皆さんで見れば、ああ、なるほどなとご理解いただけるんではないかなと思いますが、私もはっきり言って、全部が全部、例えば、千葉県における人物の背景等、知っているわけでもありません。把握もまだできてないところもありますが、いろんな方々のお話を聞き、またいろんな方々の推薦を賜り、それで最後に私自身が決めさせていただきました。
(記者)
それに関連してですが、諮問会議では、例えば何らかのタイミングで提言書のようなものを出していくご予定というのはあるんでしょうか。
(知事)
それはやっぱり出すべきでしょうね。だから、先ほど言いましたように、それがイコール県政にきちっといくんだと、そういうことではございません。でも、あくまでもそうやってある程度の提言なりは、これは出していかないと、また出していただきたいと。そして、両副知事も含めて、そういうのも勉強させていただいて、これはぜひ取り上げさせてもらおうじゃないかということは、取り上げさせていただきたいなと、そのように思っております。
(記者)
ありがとうございました。先ほど経済諮問会議、1点ですが、公開するか非公開にするかという点で、詳しくは報道の方で調整ということだったのですが、もし知事ご自身のお考えでオープンにされるお気持ちがあるのであれば、この場でお聞きしたいなと思ったんですが。
(知事)
だから、僕自身は別にオープンでもいいと思ってますよ。ただ、これだけの人たちがいますから、例えば、ざっくばらんに言うこともあると思うんですね。そうすると、ちょっと立場上となると、例えば皆さんがずうっと、1時間なら1時間いらっしゃるとなると、はっきり言って本音が出ない部分も出てきちゃうのかなという感じもありますので、その辺を報道といろいろと相談させていただきまして、私の気持ちとしては、できる限りオープンにしたいなという気持ちは持っております。よろしく。
(記者)
経済諮問会議について1点ですが、幾つか質問があります。選ばれた5人の方の中から、以前に何か政治資金の提供を受けたりですとか、その代表の方、この方々が代表となって政治資金の提供を受けたことというのはあるのでしょうか。
(知事)
ないと思いますよ。
(記者)
私は2005年のですね……
(知事)
その辺は僕もよくわからないけど、ないと思います。
(記者)
知事が支部長されていた自民党の支部の2005年に勝又さんが代表を務められている新交通体系研究会というところから50万円を受けている。私的な諮問会議ということなんですけれども、そういう資金を受けてる方々から広く意見を募って、それを県政に活かすというのは、いかがなものかなと思います。
(知事)
資金と言ったって、普通の法的な、ちゃんとやってますからね。まして、これ、私の私的なものでございまして、これがイコール、全部、こうなんだと言っているわけじゃないですからね。
(記者)
ちなみに、この新交通体系研究会というのは、どういった会ということの認識で資金を受け取られたんでしょうか。
(知事)
それは事務所の方に聞いてください。小さいところなのでわからないからね。
(記者)
1件1件の資金の受け取りに関して把握してない。
(知事)
君だって、例えば家計簿の、これは何に使った、何に使った、全部言われたってわからんだろう。それは、だから聞いてください。
(記者)
そうですか。最後、1点、ただ、これ、この研究会の代表者が勝又さんで、こちらに問い合わせたら、勝又さんの会社の方が事務局で何かやってるようなんですけれども、この5人の方、今まで支援していただいた方もいると思うんですけれども、そういったことで資金50万円受け取ったんですが、覚えてないということでよろしいんですか。
(知事)
だから、一つ一つは僕は、そうですね、僕はあんまり認識なかったですね。でも、大事なことは、これは先ほど言ったように、私の私的なもので、その中でいろいろお知恵をおかりするわけですから、と思いますよ。
(記者)
もちろん、勝又さんも千葉の経済会では……
(知事)
そんなに悪い人なんですか、あの方。
(記者)
そういうわけじゃなくてですね……
(知事)
じゃ、いいじゃないですか、いい人だったら。
(記者)
実績もある方なので、お知恵をかりるのはいいことだと……
(知事)
そうだよ。褒めてやってくれよ。
(記者)
ただ、その距離感というか、お金を多くもらっている人から広く意見を聞くというの は……
(知事)
それは、あなた、考え過ぎだよ。
(記者)
考え過ぎですか。
(知事)
そんな裏の裏、もうちょっと、言うなよ。
(記者)
わかりました。
(記者)
諮問会議のことで確認ですが、知事以外に県の方で出席される方というのはいらっしゃるのかどうかということと、一応、念のためですが、出席者に対しては日当などのそういう費用弁償みたいなものというのはあるんでしょうか。
(知事)
そういうことはございません。それはありません。それと、県の職員の方がだれか出るのかということでございますが、今のところ、そういう予定はしておりません。何しろ第1回目でいろいろな話を詰めたいと思いますので、また第1回目が終われば、こういうふうにやろう、ああいうふうにやろうという部分が出てくるんではないかなと思います。そのときまたお話をさせていただきます。
平成21年6月4日(木) 10時30分~11時20分
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