2009年7月2日木曜日

森田健作知事の金権腐敗を
  擁護する人たちの“正体”

 【「青春の巨匠」はそんなにヒドイか 森田健作千葉県知事を批判する人たちの〝正体〟 バッシングに熱を上げる週刊誌が報じない 「市民派」の真の狙いは何か(「正論」8号)】

 と、「日本教育再生機構」理事長の八木秀次氏が森田健作知事の金権腐敗を追及する人々を批判しています。

 なお、森田健作知事は、八木秀次氏と同じ、「日本教育再生機構」の代表委員です。

 八木秀次氏は、「正論」の中で、

 「森田県政は、石原都政や安倍政権と同様、本格的な保守政権である。
 そのことは特に教育施策にしめされている・・・」

と述べています。

 また、

「要するに、東京都の石原流教育改革や安倍政権時の教育再生に恐れを抱いた人々が何かと因縁を付けて、森田健作氏を知事の地位から引き摺りおろそうというのが一連の森田バッシングの報道や運動の背景なのだ。
 県民はそのことを理解すべきであろう。
 また、それだけに森田知事にはどうでもいいところで揚げ足をとられないよう、いっそう襟を正してもらいたい。その上で公約の『千葉、教育日本一』をめざして具体的な施策に着手してほしい」

と督促しています。

 森田健作知事のマニフェストの「千葉、教育日本一」は、「教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化」など、破たんした安倍内閣の「美しい国」づくりにつながっています。 

 事実、八木秀次氏は「千葉、教育日本一」は、「安倍内閣の教育再生を髣髴とさせる内容である」と「正論」で評価しています。



八木秀次氏の
 「日本教育再生機構」がめざすものは何か。


 下記の八木秀次氏の著作をみればよくわかります。

「国防こそ国民の一番の義務」「靖国神社への参拝は不可欠」など、まさに安倍晋三氏の「美しい国」、戦争する国づくりに国民を誘導するものです。

 これが、森田健作知事の金権腐敗を擁護する人たちの“正体”です。

 戦後教育の原点は、「教え子を再び戦場におくらない」との誓いです。

 市民のみなさん、森田知事の疑惑、すなわち虚偽記載、違法献金、迂回献金の違法・脱法・詐欺行為のやり得を許さず、金権腐敗を一掃し、くらしと平和と民主主義、そして子どもたちを守るため、ご一緒に運動しましょう。



八木秀次 著
 『日本を愛する者が自覚すべきこと』(PHP研究所)



第一部

 断ち切られた「日本の歴史」
 第一章 日本国憲法という異例中の異例
 歴史ある日本がなくなろうとしている
 国家とは歴史的に連続するもの
 ジョン・ロック、そして日本国憲法の国家観
 「復古」が実際の姿だった名誉革命
 日本の歴史を切断している日本国憲法
 政府の報告書に繰り返し現れる論理 など


 第二章 「革命」を続ける日本国憲法
 審議会報告に忍び込む「社会契約論」
 「日本の国柄を変えよう」とする強い意志
 日本国憲法へのコミンテルン、マルキストの影響
 抹殺の最初の段階は「記憶を失わせること」
 日本国憲法の前提があっさり崩れた日 など


第二部

「歴史ある日本」を取り戻すために
 第三章 憲法前文こそ改正の核心
 歴史の連続性を自覚していた明治憲法
 憲法の前文が重要な理由
 二つの国家観「社会契約モデル」「歴史的国家観」
 国家の連続性に立たずして国防は説明できない
 靖国神社への参拝は不可欠
 「先祖の意思に権力者が拘束される」のが立憲主義 など

 第四章 国防とは何か
 国防こそ国民の一番の義務
 国防の義務と参政権は表裏一体
 国民であるなら国防の義務がある
 もしもパスポート(国籍)がなければ
 日本が消滅したら、どこにも逃げられない など

 第五章 「個人」という破壊思想
 個人とは何か、そして共同体の破壊へ
 家族の解体を進める憲法
 暴走する「子供の自己決定権」
 自由保育がもたらす幼児の悲劇
 「日本を壊したい人」が愛する今の憲法
 天皇は不要という感情の醸成
 地方自治体で進む左翼の進出 など


第三部

「日本の国柄」を自覚するために
 第六章 日本という独自の文明圏
 世界は「ナショナル・アイデンティティの確立」へ進んでいる
 日本文明とは何か
 職人、一般庶民の倫理観の高さ
 町工場にも流れる日本の伝統
 日本人の宗教観、祖先崇拝
 つながりの中で日本人は生きている など

 第七章 皇室とは何か
 日本に危機がおとずれると頼られる存在
 象徴天皇制度の参考にされたバジョットの理論
 象徴であり立憲君主だが、それだけではない
 「民の父母」というもう一つの役割
 祭祀なき皇室はありえない
 男系男子の継承は決して譲れない
 「不滅の法燈」、伊勢神宮ご遷宮の「ご用材」
 皇位は公のものである

 など

4 件のコメント:

  1. 『正論』ひどいですね。八木秀次のアホさも、分かりました。てか、結局森田知事は、このたぐいの支持しか、芯の部分では受けてないことが分かる内容ですね。

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  2. 第4章の「もしもパスポート(国籍)がなければ」「日本が消滅したら、どこにも逃げられない」に哂いました。
    ユダヤの人々はイスラエルが出来るまで国家を持っていませんでした。ロマ(ジプシーと言った方が分かり易いかも)の人々も国家を持ちません。
    旧体制の人々が如何に“国家”“政府”といったものに縛られているかの表れですね。

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  3. コメントありがとうございます。
    本当に『正論』はひどいですね。
    八木秀次氏らの路線は、安倍首相の破たんした路線です。
    『正論』に八木秀次氏が森田知事を批判する人たちの“正体”を書きました。このことによって森田知事を支える人たちの黒幕の“正体”がわかりました。
    また、お便りをお待ちしています。

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  4. ばかじゃねえのか?  
     
    お前らの浅い知識ではそこら辺までだろうな^^

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