森田健作知事の就任から3ヶ月が経過しました。
千葉日報社のインタビュー(7月5日)に森田知事は「県議会(の対応)は少し慎重になって自己採点は50点。行政面は90点」と自己評価しました。
「初登板となった県議会の答弁では、威勢のいい“森田健作節”は影を潜め、答弁書を棒読みする場面も目立ち、議員席から激しいやじも浴びた」(千葉日報)。
この“自称”90点の評価に私たちは唖然としました。
私たちが森田知事に求めていることは、自身の「政治とカネ」の疑惑に逃げ回らないで説明責任と政治責任を果たすことです。
そして、くらしや福祉などの切実な願いを実現することです。
森田知事はリニアやアクアラインで大騒ぎしていますが、私たちの願いは、失業率5.2%、求人倍率0.44%と異常な雇用破壊のもとで、医療や福祉や雇用確保など、くらしをよくしてほしい という願いです。
知事の認識と市民感覚は大幅にずれています。
そのことは、森田知事の支持率が18%(産経)に明確にあらわれています。
この数字は麻生内閣の支持率とほぼ同じです。
麻生首相が全力で応援した自民党は、都議選で惨敗しました。
自己採点90点と支持率18%の落差を森田知事はどう考えているのでしょうか。
このずれを森田知事は認識し、「政治とカネ」の疑惑の説明責任を果たし、県民のくらしを守るために全力をあげることを求めます。
ちなみに、千葉県庁自身が調査した県民世論調査の結果は次のとおりです。
☆ 県政に関する県民世論調査 平成20年8月調査(千葉県)
1位 高齢者の福祉を充実する 35.1%
2位 災害から県民を守る 33.3%
3位 医療サービス体制を整備する 30.9% (昨年(22.4%)と比べ、8.5%上昇)
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