当時の政治情勢は西松建設疑惑で「自民も民主もどっちもどっち」と両党に逆風が吹いていたからです。
自民党の看板では、当選できないと判断し、看板を「完全無所属」に塗りかえたのです。
森田陣営の選挙参謀は、『洗脳選挙』の著者の三浦博史氏です。
最初から県民を騙すつもりで、自民党支部長を隠し、企業献金を隠し、「完全無所属」をアピールして当選をめざしました。
まさに、確信犯です。
だから、うしろめたいから支部を解散し、7月3日にこっそり離党していました。
当選後、「『完全無所属』実は自民党支部長」との報道後、「騙された」などの怒りが広がりました。
そして、市民が立ち上がり、「告発する会」が虚偽記載、違法献金などで告発しました。
また、「森田知事の政治責任を追及する会」が宣伝、署名、シンポ、集会、デモ行進、個人請願、署名提出など説明責任と政治責任を求めて積極的に活動しています。
先に行われた千葉県知事選挙において、森田健作氏の「完全無所属」宣伝が、公職選挙法第235条が規定する「身分、職業、経歴、改党……や政党の推薦或いは支持等に関して、虚偽の事項を公にした」という事例に該当するか、という点です。
虚偽記載が成立する要件は、「完全無所属」の表記に騙された人がどれだけいるのか、この裏付けが必要です。
この裏付けはあります。
森田陣営の参謀は三浦博史氏、
著書に『洗脳選挙』
「洗脳選挙 選んだつもりが、選ばされていた!」 [要旨]
【あなたは、本当に自分の意志で選挙に投票していますか?
もしかしたら、それはあなたの意志ではなく、誰かに乗せられているだけかもしれないのです。
実は、有権者をその気にさせるプロパガンダは、とても単純なのです。
選挙PRでは、人は簡単に騙されることもあるのです。
実際、アメリカでは、たった30秒で世論を変えた伝説のテレビCM「デイジー」以来、選挙CMが選挙の勝敗を決するようになりました。
こうした世論・情報操作を浴びることで、あなたは簡単に候補者を「選ばされて」しまうのです。
本書は、史上最年少知事を生んだ新潟県知事選、鹿児島県知事選、埼玉県知事選、神奈川県知事選などで、連戦連勝を誇ってきた日本を代表する「選挙プランナー」が、初めて舞台裏を明かしたものです】「e-hon」商品の内容
森田知事の公選法違反の虚偽記載を
世論調査が証明
「森田知事の政治責任を追及する会」は4月20日に結成記者会見を行いました。
その翌日、「追及する会」の事務所に電話が殺到しました。
電話の件数は45件、そのほとんどが「騙された」など怒りの声です。
「追及する会」のブログに掲示しています。
森田知事の得票数は1,015,978票で圧勝、得票率は 45.5%でした。
ところが、私たち「追及する会」が4月26日にJR千葉駅頭で行ったシール投票は、様変わりでした。
森田知事に「騙された」は74%、「支持しない」は82%でした。
「日刊ゲンダイ」は「千葉は知事も議会も腐っている」と、また、森田知事の支持率調査では「『辞めるべき』は68%」(日刊ゲンダイ4月22日付け)と、報道しました。
そして、衝撃が走ったのは、産経の世論調査です。
なんと森田知事を「評価する」は18.1%、ちなみに同じタレント出身の東国原知事は90%でした。
このデータが、虚偽記載を証明しています。
県民は検察の動向に注視しています。
公職選挙法第235条 虚偽事項の公表罪
第235条 当選を得又は得させる目的をもつて公職の候補者若しくは公職の候補者となろうとする者の身分、職業若しくは経歴、その者の政党その他の団体への所属、その者に係る候補者届出政党の候補者の届出、その者に係る参議院名簿届出政党等の届出又はその者に対する人若しくは政党その他の団体の推薦若しくは支持に関し虚偽の事項を公にした者は、2年以下の禁錮又は30万円以下の罰金に処する。
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