2009年7月8日水曜日

取り締まる立場の
 林国家公安委員長が
    「西松」で告発される

 【麻生内閣の新閣僚に就任した林幹雄(千葉選出)国家公安委員長も『西松』マネーに汚染されています。
 新政治問題研究会の政治資金収支報告書によると、林氏が支部長の『自民党千葉県第10選挙区支部』に対し06年7月21日、100万円の献金を受け取っています。
 不法行為を取り締まる立場にある国家公安委員長が、民主党・小沢一郎前代表と同じ違法献金を受けていたことは重大です】(「赤旗」7/6日付け)。

 作家の宮崎学氏は【7月3日、西松建設の国沢幹雄元社長について、林氏が代表を務める自民党千葉県第10選挙区支部などにダミー団体名義で献金したとして、政治資金規正法(第三者名義の寄付禁止)違反容疑で東京地検特捜部に告発状を提出した】(「サンデー毎日」7/19日号)。



「西松」汚染の八ツ場ダム、
  森田知事は当選後に積極推進派に転換



西松建設は千葉県にも関係しています。

 大赤字となっているアクアライン建設の受注企業です。

 また、知事選の争点になったムダな八ツ場ダムの巨大トンネルの受注企業です。

 八ツ場ダムについて、森田健作氏は、マスコミ各社の候補者へのアンケートに「全体の建設費も9000億円、千葉県の負担も760億円と高額に及ぶことから、関係都県と十分協議・検討したうえで対応を考えるべき」(千葉日報)と答えてきました。

 ところが、森田健作知事は4月10日、「八ッ場(やんば)ダム推進議連一都五県の会」の設立総会に来賓として出席しました。

 八ッ場ダム(群馬県)推進議連の設立総会で森田知事は「千葉県としても頑張りたい」と述べ、事業推進の立場を明確にしました。

 総会後、森田知事は「県庁の担当者からこれまでの計画を聞き、治水、利水の両面からやっていかないといけないと感じた。ただ予算の縮減を国に働き掛ける」と発言しました。



 

八ツ場ダムや大型開発の中止・見直しで
 1000億円の無駄遣いをなくそう



 水は余っているのに、群馬県につくる予定の八ツ場ダム。

 やめれば229億円も節約できます。

 2000億円の常磐新線沿線開発や、毎年160億円以上の大型道路事業負担金を見直せば、くらしにまわす財源は十分あります。

 八ツ場ダムも知事が大騒ぎをしているアクアラインも西松建設が絡んでいます。

 大企業が政治家にワイロをおくり、政治家が大企業のための政治を行う、その結果、日本は格差と貧困の国になりました。

 ワイロ政治をやめない限り、県民のくらしはよくなりません。

森田知事に「政治とカネ」に対する説明責任と政治責任を求めましょう。

 また、金権腐敗を一掃するため、ご一緒に企業団体献金の禁止、政党助成金の禁止を勝ちとり金権腐敗をなくしましょう。

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