同局によると、求人数は前年同期比6・5%増の4712人だったが、求職者数が同3・2%増の5455人で上回り、求人倍率は1倍を切る0・86倍にとどまった。
内定率を地域別にみると、千葉南安定所管内(千葉市南東部、市原市、東金市など)が前年同期比4・5ポイント増の39・2%だった一方、佐原安定所管内(香取市、香取郡)が同9・0ポイント減の27・0%、茂原安定所(茂原市、長生郡)が同8・1ポイント減の42・7%と下落率の大きさが目立った。
千葉労働局は「千葉南管内は求人増の効果、佐原、茂原両管内は求職者増や大手製造業の不振などの影響とみられる。現在のところ、東日本大震災の影響はないと判断している」とした。
同局は、学校との連携強化や未内定者への個別支援などを進めている。
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