同局によると、県内高校生の就職希望者は前年同期比3・2%増の5455人で、このうち2094人が内定を得た。求人数は同6・5%増の4712人(同6・5%増)で、就職希望者1人に対する求人数を示す求人倍率は0・86倍だった。
内定率は、52・7%だった08年度(求人倍率1・39倍)から、リーマンショックの影響を受けた09年度は35・9%(同0・82倍)に急落。10年度も39・1%(同0・84倍)どまりで、低迷が続いている。
同局は「県内全体では震災の影響はそれほど大きくなかったが、就職希望者の増加に求人数が追いついていないのが現状」と分析。今年は警備業や引っ越し業で大口の求人があったため求人が増加したが、「先行きの不透明感から求人を抑制する事業者が多く、今後も厳しい就職環境が続く」とみている。
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