資産額のトップは、4月に初当選した斉藤守議員(自民)の5億6642万円だった。千葉市議の平均は1612万円だった。
公開されたのは、県議は任期開始日の4月30日現在で、本人名義で所有する土地や建物(課税標準額ベース)、預貯金などを申告した資産。
資産報告書を読売新聞が集計した結果、平均は3002万円で、資産額が1億円を超えたのは6人で、前回より2人減。うち、斉藤議員と河上茂議員(いずれも自民)、杉田守康議員(民主)の3人は2億円以上だった。議員1人あたりの借入金の平均額は約2456万円で、最も借入金が多かったのは斉藤議員の約13億2821万円。1億円以上の借入金があったのは、斉藤議員のほかは木村哲也議員(自民)の1億6399万円。全体の半数を超える50人が借入金を「なし」とした。
千葉市中央区の県議会事務局総務課で閲覧できる。浦安選挙区の2人と印旛郡選挙区の1人の資産は今回は含まれていない。
同じく4月に改選された千葉市議54人の資産も公開され、資産額は平均約1612万円(5月1日現在)で、改選前の10年7月の調査時に比べ26万円減った。
議員別の資産額では、森茂樹議員(自民)が約2億4796万円で最も多く、次いで石橋毅議員(同)、4月の市議選で初当選した岩井雅夫議員(同)など。いずれも資産額とほぼ同額かそれ以上の借入金があった。資産額の上位5人はいずれも自民党議員。公開すべき資産がない「該当なし」は4人だった。
同市では市議の政治倫理条例に基づき、300万円以上の預貯金も公開対象となり、預貯金と有価証券(株券を除く)の議員1人あたりの平均額は約465万円だった。千葉市議会事務局で閲覧できる。
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