日本航空医療学会の調査によると、10年度の全国出動件数は9452件。各地でヘリ導入が進むのに伴い件数も増加、本年度は1万件に達する勢いだ。本県の10年度の出動件数は09年度60件増の1133件。ヘリを配備する23道府県中、北海道に次ぐ多さで、病院別では、千葉北総病院が753件で2位だった。
08、09年度のドクターヘリの出動件数のうちの2割は山武、長生、夷隅の医療過疎地域とする県は「地域の救急救命への高い需要に貢献している」と役割を評価する。君津中央病院では08年度の導入以降、年々増加し10年度は380件。本年度は8月までの5カ月間で前年同期比1・6倍の225件に上っている。
この増加は、同病院が消防へ積極的にドクターヘリを要請するよう呼び掛けていることが反映されている。
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