2011年11月15日火曜日

────千葉────
県内ゴルフ客が激減
不況に震災、台風拍車

北海道、兵庫県に次いで全国3番目、163カ所のゴルフ場数を誇る“ゴルフ場銀座”の本県だが、長引く不況と東日本大震災の影響などが影を落としている。県税務課によると、今年3~7月のプレー客が支払ったゴルフ場利用税は計約18億円。前年同期と比べマイナス3億6千万円(16・7%)と大きく落ち込んだ。

 長引く不況を反映し、ここ数年は数千万円~2億円程度と減少が続いていたが、今年はわずか5カ月での大幅ダウン。同課は「景気や天候、震災が影響した」とみる。

 液状化被害も各地でみられた。東我孫子カントリークラブ(我孫子市)はコース内に亀裂が入り約2週間の営業中止。9月の台風では利根川増水に見舞われ現在もクローズ状態だ。

 セルフプレーで低料金が売りの野田市パブリックゴルフ場はコース内の道路が陥没、クラブハウスも被害を受け、7月までの利用客は10~20%減った。

────千葉日報10/7────

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