空間放射線量、590施設で測定
11日から千葉市 ◇小学校、保育所、幼稚園など
千葉市は4日、市立の小学校、保育所、幼稚園、保育園の各校庭や公園など約590施設で、空間放射線量を11日から測定し、順次、数値を公表すると発表した。
市は、6~9月までの計3回、小学校など6~18カ所で放射線量の測定を実施した。しかし、保護者などから調査場所をさらに増やすよう求める訴えが相次いだほか、子どもが利用する全公共施設で放射線量の測定を求める陳情を、市議会が採択したことも踏まえ、対象範囲を拡大させることにした。
測定は、子どもに影響を与えやすい地上0・5メートルと1メートルで実施し、放射性物質がたまりやすいとされる雨どいや側溝も調べる。測定日の翌週には市のホームページに結果を掲載するという。
このほか、市は給食用食材の検査実施も決めた。食材の産地も保護者へ配布する予定献立表に掲載するなどして公表する方針。
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