2010年10月25日月曜日

千葉 小学852人、中学4247人
低年齢化の傾向も 県内不登校

 県教委は5日、2009年度に病気や経済的な理由以外で年間30日以上欠席した「不登校」の小中学生の状況をまとめた学校基本調査結果(県内速報)を発表した。本県の公立小中学校で不登校の児童生徒は、小学校が約5%(41人)増の852人、中学校は2%(93人)減の4247人だった。小中学校全体では前年度比52人減の5099人で、3年連続の減少。

 小学生の不登校の増加について、県教委指導課は「小学校に入学後、集団生活になじめない子の問題などもクローズアップされている。一概には言えないが、不登校の低年齢化が進んでいる傾向もあるのではないか」と分析している。

 全児童に占める割合は、小学校が0・02ポイント増の0・26%、中学校が0・10ポイント減の2・77%でほぼ横ばいだった。不登校となったきっかけや理由では、「本人にかかわる問題」とした児童生徒が最も多く、小中学生とも全体の3~4割を占めた。

────千葉日報8/6────

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