千葉労働局が30日発表した6月の県内有効求人倍率(季節調整値)は前月比0・01ポイント上昇の0・44倍だった。新規求人が情報通信や製造を中心に回復する中、新規求職者も増加しており、同局は「持ち直しの動きが見られるが依然として厳しい」とした。 新規求人は前年同月比5・0%増の1万7061人だった。産業別にみると、情報通信が46・6%増、運輸・郵便が25・2%増。サービスや卸売・小売なども回復した。33・8%増の製造は1月から6カ月連続で前年同月を上回った。一方、宿泊・飲食サービスなどは減少した。
新規求職者も1・0%増の2万3487人。求職者のうち事業主都合で離職した人は4・4%減、自己都合の離職者も4・1%減となった。一方、無業者で求職活動をしている人は24・3%増。雇用形態別ではパートタイム希望の新規求職申込件数が10・4%増となり、同局は「家族のこれまでの収入だけでは家計が苦しい人が、職を求めている」と分析する。
──── 千葉日報 7/31────
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