2010年10月13日水曜日

千葉 不正経理は再度審議へ
帳簿廃棄業者「厳しく対処を」

 千葉県土整備常任委 千葉県議会は27日、不正経理問題と遅延工事問題を集中審議するため、県土整備常任委員会を臨時開催した。不正経理問題について、委員に事前に手渡された資料にミスがあるなど書類に不備もあり、9月議会開会日(8月27日)までに再度開く方針。

 不正経理問題では、県土整備部が所管する外郭6団体のうち、県まちづくり公社や県建設技術センターなど4団体で納品ベースで計984万円、支出ベースで計780万円の不正経理が判明。2003年度から08年度までの6年間、各団体の会計書類と支出先の事務機器業者の帳簿を突き合わせた調査では、帳簿の廃棄などで5787万円が一致しなかったことが報告された。

 委員からは「保管期間である3年を待たずに帳簿を廃棄した業者に対しては、取引を中止するなど厳しく対処してほしい」などの意見が上がった。

千葉日報7/28

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