昨年4月に比べた今年4月の新卒者採用状況をみると、「採用なし」が58・1%に上り、「前年並み」の16・3%、「増加」の15・0%、「減少」の10・5%をいずれも大きく上回った。
産業別でみると、製造業の採用なしが64・1%と、非製造業の51・0%を上回る。特に製造業の中小企業の採用なしは71・9%と目立っており、非製造業の中小企業も64・3%と高かった。
今年4月に採用実績のあった企業に採用数を尋ねた項目では、「1~5人」が68・4%と最多。以下、「6~9人」13・2%、「20人以上」9・6%、「10~19人」8・8%と続いた。昨年4月と比べて「1~5人」の企業の割合が増えており、採用数の抑制傾向が示されている。
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