同庁財務課によると、収益的収支は、収入が前年度の470億円から326億円減の144億円に大幅にダウンしたのが響き初の赤字。収入の柱である土地分譲収入の大幅減は、08年度にマンション用地の大口分譲(121億円)が実現した浦安2期地区の分譲が8億円にとどまったことが大きく影響し、02年度の96億円を下回り過去最低となった。
土地基盤整備への設備投資費と資金調達額の差を表す資本的収支決算額をみると、収入41億円、支出180億円で139億円の赤字。収入不足は減債積立金や財政調整積立金などで補てんする。
これらの結果、09年度末の保有資金は、前年度末比60億円減の438億円。借金にあたる企業債残高は74億円を償還し491億円となった。
千葉 旧幸町住宅用地を売却
高齢者施設建設が条件 千葉県企業庁
千葉県企業庁は千葉市美浜区幸町1の旧幸町職員住宅用地3459平方メートルを一般競争入札で売却する。高齢者施設を建設することが条件で、予定価格は2億6900万円。
売却地には計50戸に上る5階建ての同庁職員向け住宅2棟が建っていたが、全庁的に職員住宅を順次廃止していく方針を定めたことに伴い、同住宅も2007年10月に廃止された。
5日まで分譲案内書を配布。入札参加申請も5日まで受け付けている。入札期間は26~27日で、開札は31日。問い合わせは同庁土地分譲課、電話043(296)8764。
県発の東京湾クルーズ
海活性化へ特別運航 8・9月下旬湾岸9都県市
東京湾の海上交通を活用した湾岸地域の観光活性化に向け9都県市が参加する「21世紀の船出プロジェクト」は8月25~27日と9月23日の計4日間、新航路の開拓に向けた運航実験として県内港などを発着する東京湾特別周遊クルーズ5コースを実施する。今年で4年目。
県内の港から参加できるのは9月23日に運航する3コース。夏の風物詩「東京湾納涼船」で使われる大型客船で東京、千葉、横浜の3港を周遊するコース(東海汽船が運航、4千円)と、高速ジェット船で千葉港(千葉市中央区)と伊豆大島(東京都)を結ぶコース(同社運航、片道5千円)、金谷港(富津市)と久里浜港(横須賀市)を結ぶフェリー上で月を観賞しながら俳句を詠むコース(東京湾フェリーが運航、往復1300円)がある。 問い合わせは各運航会社へ。東海汽船、電話03(3436)1144、東京湾フェリー、電話046(830)5622、ケーエムシーコーポレーション、電話045(290)8377。
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