2012年12月20日木曜日

────千葉────
孤独死・孤立死問題 官民連携
流山市地域ネット発足

 
 各地で相次ぐ孤独死や孤立死の発生を受け、流山市で二十九日、市ぐるみの防止策に取り組む「市地域見守りネットワーク」が発足した。自治会と地区社会福祉協議会を中心に、新聞販売店や電力・ガス会社などの民間業者が連携し、日常の異変に気付いたら市に連絡してもらい、適切な対応を行う。 

 また、訪問による見守りを希望する高齢者や身体障害者らには、地域見守り申込書を提出してもらう。見守り希望者の個人情報は市が管理し、本人の同意があった場合に限り、自治会などに情報提供するという。

 市は日常の異変について、新聞や郵便物がたまっている▽洗濯物が干したままの状態▽部屋の明かりがついた(消えた)状態が続いている▽雨戸が閉めたままの状態-などとしている。 

 この日の発足式には、市が協力を依頼している官民の団体が参加。井崎義治市長は、市内でも若い人を含め一人暮らしが増えていると指摘し、「見守りの輪を大きく広げていかないと、痛ましいことが市内でも起きるだろう」と訴え、協力を求めた。(川田栄)

────2012年6月30日 東京────

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