2012年12月10日月曜日

ちば経済:県内の首長、地域経済「悪い」85%
住民高齢化など要因??
────財務事務所調査 千葉────

 財務省千葉財務事務所は、県と県内全54市町村の首長を対象にしたヒアリングの結果を公表し、地域経済については約85%、財政状況については約76%の首長が、5段階評価で「悪い」または「やや悪い」と回答していることを明らかにした。【西浦久雄】

 ヒアリングは同事務所が地域との連携を強化しようと、10年10月から今年1月まで実施。同事務所幹部が各首長に面談し、一部は市町村幹部が回答した。東日本大震災の影響で、当初予定より遅れて、結果がまとまった。 同事務所によると、「地域経済の状況」について、▽良い▽やや良い▽普通▽やや悪い▽悪い??の5段階で尋ねたところ、25・9%が悪い、59・3%がやや悪いと回答。残りの14・8%が普通で、やや良い、良いと答えた自治体はなかった。

 悪い、やや悪いの要因として最も多くあげられたのは「住民の高齢化」(67・4%)で、「地元企業の衰退」(50%)「地場産業の衰退」(47・8%)「商店街の衰退」(45・7%)などが続いた。

────毎日新聞 2012年06月14日 地方版────

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