県が管理する手賀沼終末処理場に国の埋め立て基準を上回る放射性物質に汚染された焼却灰の一時保管施設を建設する問題で、地元の我孫子市側が反発を強めていることについて、森田健作知事は20日、「(市議会や市長が)暴挙や乱暴と言うのはいかがなものか」と不快感を示した。県庁内で記者団に語った。 森田知事が18日に建設決定を発表後、川村義雄議長は「県の暴挙は許されない」とする抗議文を知事宛てにファクス。星野順一郎市長も「決定は唐突かつ乱暴」とする抗議文を郵送している。 これに対し、森田知事は昨年8月、我孫子を含む4市などが、県に対し、一時保管施設の確保を要望した流れの中での建設決定である点を強調。県の説明会を拒否する市議会については「説明を聞いてくれと何度も言っている。決して暴挙ではない」と述べた。────毎日新聞 2012年06月21日────
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