資本金3億円の出資比率はホテルオークラが70%、日本電波塔、マザー牧場、グリーンコアが各10%で、日本電波塔とマザー牧場も役員を派遣。執行役員総支配人は高木裕美知氏が留任した。
新経営体制が発足 民事再生のかずさパーク
千葉県や地元4市などが出資する第三セクターで、民事再生手続き中の「かずさアカデミアパーク」(木更津市)は10日、千葉地裁の再生計画認可が確定し、再建スポンサー4社から選出した役員らによる新経営体制が発足したと発表した。社名は同じまま、民間企業として再スタートを切る。 同日開催された臨時株主総会で、相原茂雄社長ら旧役員7人が辞任。新社長には、出資比率70%で筆頭株主となるホテルオークラの五島重彰副社長(兼任)が就任した。出資比率10%の日本電波塔、マザー牧場、グリーンコアの各社役員ら計6人の経営陣で運営される。
今後は、社内に立ち上げた新商品開発委員会を通じて宿泊や結婚式などの新プランで増収を狙う一方、外注方式の改善などでコスト削減を図るという。約150人の従業員は全員再雇用される。同社は「今後も地域産業と文化の振興に努め、新経営体制のもと事業再建に全力を尽くす」としている。
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