記者
アクアラインに関連して、アクアラインというのは予算に関連してですが、今の時点でお考えになっているかどうかというのはあれですが、万々が一ですが、国費で値下げを恒久化するという合意に至らなかった場合、県として予算を措置する用意というのはあるのでしょうか。
知事
ご案内のとおり、こういう形でやるとか、そういうことはまだ正式に受けておりませんので、この点どうだと言われても、私は今までどおりの考えですし、そのことでもし大臣の方から話そうというならば、もちろん今までどおりの話で進めていかなければならないと思っております。これは、何回も言うようですけども、国と一緒にやっていたわけですから、社会実験の成果をしっかりと検証していただけるなら、これは十分理解していただけると思っております。
記者
あと1点だけ。現時点における国との交渉の決着の目途はどのくらいかなと思われますか。
知事
(内閣改造が予定されていることについて)新しい(大臣)というか、また馬淵大臣が再任されるかもしれないので、その形が出てきた段階で、私はすぐ話を始めなきゃいけないと思いますし、何としても、もう2月になりますから、それまでには、2月中においては決着は図りたいと思っています。
記者
よろしくお願いします。私もアクアラインの件についてですが、知事は今まで菅首相に対して、値下げなり無料化をしなかった場合、嘘を言ったことになるという言い方をされていたと思うのですが、政治の世界なので、妥協だとか譲歩というのもある程度必要なのかなという気もするのですが、今日も会見で地方負担はされないというお立場を貫かれているということで、この件については嘘も方便という立場は知事はおとりになるつもりはないですか。
知事
僕の言ってることは、決して嘘じゃないんで、嘘も方便ということは当たらないのではないかなとは思いますが。
記者
嘘も方便という理屈で県費負担するということはないということですか。
知事
そういうことは別として、将来において県費負担もあるんではないかということですか。
記者
今回、そういうふうに県費負担はしないというふうにおっしゃっていますが、最後の妥協点のところで、これはしなければいけないということで出すというお考えはないですか。
知事
これは政治ですから、これがどのように動いていくか、これは私も何とも言えません。しかし、もしこれを地方負担しろと言うならば、考えたら、本当は高速道路は無料化しようと、これは大前提ですよね。それなのに、この無料化をほっぽっといて地方負担をしろよというのは、これは理不尽なことでございます。ですから、そういうことをも、これはこうなんだ、ああなんだというしっかりした説明があるならば、それがまた私自身も、また県民も納得するような部分であるならば、また、それはいろんな考えも出てくるんではないかなと思いますが、今の段階においてはそういうことは100%ないと思っています。
記者
100%ないというのは、どういう意味で100%ない。
知事
社会実験に対して自信があるし、また、このアクアライン効果というものは、何度も言うように、千葉県だけの問題じゃないと。これは首都圏において非常に効果が出ていると。だからこそ、関東知事会、九都県市でも全会一致で国に要望しているところであります。
記者
昨日の馬淵大臣とのやりとりの中で、地方負担についてはどういう見解が返ってきたのですか。
知事
実はメッセージ。
記者
言っただけですか。
知事
そう。国からまず正式に来てないですからね。それは前に話したときも、馬淵大臣に、何かのときは必ず電話くれと、それは話してますから、それは前原(前)大臣のときもそういうやり方で必ず来てますので、ですから、昨日、電話しただけですけど、まだそれに対してこうだああだということはいただいておりません。
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