知事の謝罪しない、説明責任を果たさない、政治責任をとらない、この森田知事の姿勢が異常な支持率(18%)に現れています。
県議会の5会派すべてがこの問題を追及しました。
知事を支える自民党の河上議員は、これらの問題を「県民が一番注目している」と前置きし、「県民の負託に応える意味からも、自ら説明し、明らかにすべきだ」と指摘したが、知事は違法性を否定するなど、従来の見解を繰り返しました。
この問題は、「県民が一番注目している」と与党の自民党がいうほど、全国的に関心が高まっています。
西松建設のワイロで二階派の不起訴は不当、と検察審査会が断罪し、検察が動き始めました。
森田知事の虚偽記載、違法献金、迂回献金疑惑に対する検察の動きに世論が注視しています。
この問題にケジメをつけず、「道徳」教育推進などで世論をごまかそうとしても、県民はだまされません。
森田知事:教育分野で来月にも有識者会議
「道徳」や「家庭での育ち」がテーマ(毎日6/9)
森田健作知事は8日、教育問題を話し合う有識者会議を7月にも設置し、道徳教育や家庭教育の分野で県独自の取り組みを進めていく考えを示した。
名称は「県の教育を元気にする有識者会議」(仮称)とし、構成メンバーは7人程度で、半数は県外の識者を充てる予定だという。
同日、毎日新聞のインタビューに応じて明らかにした。【森有正】
森田知事は、家庭や子どもを巡る現状について「人を思いやったり、人から一歩下がるという日本人の良いところが失われつつある」と指摘。
「おれたちは一人で生活しているのではなく、団体で生活し、共通のルールで生きていることなど、残していかなければならないことがある」と話した。
有識者会議では、学力向上やいじめ・不登校など学校教育の問題だけでなく、子育てやしつけなどを含め、社会のルール(道徳)をどのように学ぶかや、家庭教育のあり方なども幅広くテーマとするという。
森田知事は「先人を敬う気持ちや、一生懸命に生きる親の背中を見て育つことなど、今の家庭に欠けていることを(検討テーマに)取り入れたい」としている。
メンバーは7人程度を想定し、半数は、県外の識者に依頼する見通し。
6月県議会終了後の7月にも発足させ、今年度中に提言を受け、教育行政に反映させる考えという。
千葉県の子どもたちについて「大きな夢や世界観を持ち、羽ばたける人になってほしい」と述べた。
世界で活躍する人材になるためにも「日本の常識が世界の非常識となってはならない」とし、会議での提言が「人としての骨格となれば」と話した。 このほか、森田知事は県政運営の基本となる「県総合計画」について、6月議会終了後に策定に着手し、09年度中に計画をまとめ、県民に計画を示す考えを示した。(毎日6/9)
森田知事:県教育委員に野口氏
次期副知事は坂本氏──起用方針(毎日6/19)
森田健作知事は、伊藤潔委員の辞職で欠員になっている県教育委員会委員に、植草学園大教授で、日本教育再生機構代表委員の野口芳宏氏(73)を起用する方針を固めた。
6月県議会最終日の7月8日に提案する見通し。
野口氏は58年、千葉大教育学部卒。
木更津市内の小学校で教頭や校長を歴任した。
96年4月から北海道教育大教授、08年4月から植草学園大教授を務めている。
06年10月以降、日本教育再生機構の代表委員。
また、次期副知事に、厚生労働省大臣官房審議官の坂本森男氏(54)を起用する人事を固めた。
近く辞任するとみられる植田浩副知事の後任。
石川県総務部長や消防庁予防課長、総務省行政課長を務めた。
1人欠員の県公安委員会委員には、千葉銀行顧問の石川次郎氏(66)を起用する方針。
【森有正】(毎日6/19)
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