2009年6月27日土曜日

森田知事の「教育日本一」で
      子どもたちはどうなる。

戦前は「愛国心」「道徳」教育で、教え子を戦場におくり、日本は破滅しました。その誤りをくり返さないため、戦後教育が生まれました。

 森田知事はマニフェストに「教育日本一」を掲げています。

 施策例に「教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化」など、憲法違反であり、良心の自由を犯すとんでもない内容を含んでいます。

 森田知事のマニフェストを記します。


森田健作知事のマニフェスト 教育日本一

 
 強く美しく元気な心を育てます!最近は悲惨な事件があとを絶ちません。

 日本人の心、道徳心が、どこかおかしくなってきています。
 学級崩壊のみならず、家庭内殺人・無差別殺人など、これまでの常識では考えられないような事件が頻発しています。

 それらの元をたどれば、家庭や学校において、人格形成の基礎をなす道徳教育や躾教育が十分ではなかったことが大きな要因です。

 そこで千葉県では、教育再生諮問会議(仮称)を設置して県内外の有識者の総力を結集し、人間としての基本的な躾や常識を養うために、健全なる郷土愛の育成や道徳教育の強化に努めます。

 また、行き過ぎたジェンダーフリー(性差否定)教育や過激な性教育を見直し、男女の生まれ持った違いや良さを尊重し、家族や家庭を大切にする明るく元気で生き生きとした子供たちを育てます。

 私たちを生み育ててくれた祖先や両親・先人・郷土や国に対する感謝報恩の心、道徳心や公共心を育むために、子どもたちの「心を育てる教育」に本気で取り組み、強く美しい日本の心を再生します。

 <「心を育てる教育」に全力投球!><施策例>

 高校での「道徳」を正式教科化(教科書作成、研修導入)、生活指導の強化、夢を語る進路指導改革、「親学」導入による家庭力の再生、行き過ぎたジェンダーフリー教育・過激な性教育の見直し、教育現場での国旗掲揚・国歌斉唱の徹底化、日本を嫌いになるような歴史教育の見直し、武道や伝統文化の奨励、国語教育の強化等。


道徳教育を語る前に、
  森田知事自身の道徳に県民は注視


 現在、森田知事は違法、脱法、詐欺行為の疑惑で各界から追及されています。

 支持率は18%(産経)と低迷しています。

 今、森田知事がすべきことは、県議会で5会派すべてが取り上げた「政治とカネ」について、県民に謝罪し、説明責任を果たし、責任をとることではないでしょうか。

 6月11日の中学生県議会で飛び出した「知事に政治の面だけではうそはつかないように伝えてください」との発言について、森田知事は18日の県議会本会議で感想を求められ、「子供の意見であると思っております」とのみ答弁しました。

 道徳教育を語る前に、森田知事自身の道徳に県民は注視しています。

     ──────つづく──────

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