学識経験者や保護者らで構成する同委員会は、道徳教育を推進するための施策や教材、指導内容を検討するために設置された。
会議に先立ち県教育委員会では、県内の小中高校に対し道徳教育の課題に関する調査を実施。結果から、生徒らの「人間関係づくりが苦手」「自分の言葉で考えを表現できない」といった実態が浮き彫りとなっていた。
これらの結果を踏まえて委員らからは「家族と話し合うことを宿題とするなど、家庭と連動した教育が必要」など、さまざまな意見が出された。
教材についても「生徒が関心を持ち、先生自身も考えられる、リアリティーあるものを」との観点から、DVDのような映像資料が有効との声もあがった。
今後は教職員らでつくるワーキンググループも並行して作業を進め、秋ごろをめどに具体的な取り組みや教材案を固める方針。次回会議は7月9日。
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