地下約40メートルを通る同トンネルは全長927メートル。国土交通省の工事関係者の説明では、9月ごろに貫通する計画で「あと約200メートルの見込み」という。砂地盤の地形で水量が多く、地盤沈下を最小限に抑えながら工事を進めている。また同区間には遺跡やオオタカ、ミヤコタナゴなど貴重な生物の生息地があり、「環境保護に配慮した工事」という説明を受けた。首長らは、国道との交差部の工事状況なども見て回った。 茂原市の田中豊彦市長は「工期が遅れれば、企業誘致などで影響が出る。国が工事予算を減らすことが心配だ」と話した。
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