2009年4月22日
日本共産党千葉市議会議員団
1.4月22日、鶴岡市長は警視庁捜査2課により、公共工事に関わる収賄容疑で逮捕されるという、極めて憂慮すべき事態となりました。報道を知った職員や市民は「前代未聞のことだ」など驚きと怒り、戸惑いなど計り知れないショックを受けています。
鶴岡市長の容疑は、東寺山町山王町線街路築造工事をめぐり、受注した東京都内の土木建築会社に便宜をはかり、その見返りに100万円の現金提供を受けたとされています。事実だとすれば、市民の税金が一企業の利益のために使われ、その一部を自らに還流させたもので、公正であるべき税金の使途や行政を歪めたものであり、許しがたい行為です。
1.日本共産党市議団はこれまで、談合事件による公正取引委員会からの排除勧告問題や市立高校改築工事にかかわる入札への圧力問題、花沢元県議の滞納税不正免除事件など、公正であるべき税務行政や入札が、特定企業や個人の利益のために活用されたことを厳しく批判し、真相糾明と再発防止に取り組むよう改善を求めてきました。しかし今回の事態は、市長自らが何らの反省も努力もしていなかった事を明らかにしたものです。
1.鶴岡市長はただちに辞任するとともに、千葉市は事態を深刻に受け止めて、市長および市当局は真相を明らかにし、市民への説明責任を果たすこと。今回の収賄事件以外に不正な事実はないか、徹底的な調査を行うこと。市議会は、その権能を生かして100条調査委員会などを設置し、事実糾明を図ること。以上のような責任ある対応を行うべきです。
日本共産党千葉市議団は、公正・公平な市政実現のために全力をつくすものです。
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