マスコミの関心は高く、記者会見室にテレビカメラ(5台)がならび、席もほぼ満席になりました。「森田知事の政治責任を追及する会」の呼びかけ人を代表して、三輪定宣(千葉大学名誉教授)氏が趣旨説明を行いました。続いて、松本悟事務局長が偽装選挙の実態などを、資料に基づき説明し、質疑応答に入りました。会見の模様は、テレビで報道されます。
なお、記者会見での三輪定宣さんの訴えは、後日報道します。 記者会見終了後、三輪定宣さんらは、県議会の各会派を訪れ、「百条委員会」の設置を要請しました。要請文は下記のとおりです。
各位
2009年4月20日
森田知事の政治責任を追及する会
森田知事の政治責任を追及する会
呼びかけ人代表 三輪 定宣
連絡先 千葉県労働組合連合会(千葉労連)内
電話 043(225)5576
知事の違法献金・虚偽事項問題での
百条委員会設置を求める要請
日頃より、県民生活の向上と県政発展にご努力いただいておりますことに、心より感謝申し上げます。
さて、先の千葉県知事選挙において、「完全無所属」を謳っていた森田健作知事が自民党東京都衆議院選挙区第二支部の支部長であったこと、また同支部が2005年と2006年に当時の政治資金規正法で禁じられていたいわゆる「外資企業」からの献金を受け取っていたことが明らかになり、さらに、同支部の収入のほとんどが、知事の資金管理団体である「森田健作政経懇話会」に寄付されていたことから、「迂回献金」ではないかとの疑惑が指摘されています。
選挙後、これらの事実を知った多くの有権者から「ニセ無所属だ」「選挙をやり直してほしい」などの怒りの声が相次いでおります。県民を欺いた知事の責任は極めて重いものがあると思います。
しかしながら、知事は記者会見で「問題はない」「違法性はない」とのべるなど、いまだに納得できる説明はなされておらず、県民の不信は募るばかりです。
私たちは、県行政を司る最高責任者である知事が、今回の問題の事実を公表し、自らの責任を明らかにすべきだと考えますが、知事が無反省な態度に終始しているもとでは、それを期待することはできません。
そこで、良識の府である県議会に地方自治法第百条の権限を付与した特別委員会を設置し、違法献金・虚偽事項問題を調査・解明していただくことが是非とも必要だと考えます。
どうか私どもの意をお汲み取り下さり、県民の負託を受けている議員各位が百条委員会設置のために、ご尽力賜りますよう、切にお願いする次第です。
以 上
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