2009年4月23日木曜日

森田知事の疑惑についての政治責任を求めるアピール

 私たちは先の知事選挙で「明るい会」の一員として、全力でたたかいました。選挙戦の構図を「八田対自民党4派」と公表し、くらし最優先の県政への4つの転換を訴えました。また、争点に浮上した「政治とカネ」問題では、「『完全無所属』実は『自民党支部長』」と、当選後にマスコミで公表された事実を、選挙最終盤に暴露し、金権腐敗一掃をと呼びかけました。しかし、短い選挙期間の中で私たちの訴えを全県民にまでとどけきれず、当選させることができませんでした。「今度こそ」と熱い期待をよせていただいた県民の皆さんに心からの感謝を申し上げます。今後は、ひきつづき県民のみなさんの願い実現に全力をつくします。 

 さて、知事選挙で森田氏は「政党より、県民第1」「完全無所属」をかかげて、あたかも政党とは無関係であるかのように演出しました。少なくない有権者が、自民党と関係ない候補者と信じて投票しました。

 ところが、森田氏は「自由民主党東京都衆議院選挙区第二支部」の支部長として多額の企業献金を受けとっていました。この中には、2005年と2006年に当時の政治資金規正法で禁じられていた「外資企業」(ドンキホーテ)の献金を受けとっていたことも明らかになりました。この4年間だけでも1億5千万円もの資金を「森田健作政経懇話会」に移していました。これは、個人では受け取れない企業献金を、自民党支部をトンネルにして自分の個人事務所に流し込んだ「迂回献金」にあたります。森田氏は、前回知事選挙で落選後、この4年間の知事選挙の準備活動に、この資金をあてていた疑義があります。この疑問に正面から答えることが千葉県民に対する森田知事の最低限の責任です。

 森田知事は記者会見で、「問題ない」と言って、こうした疑問について自ら県民に説明しようとしていません。このような誠意のない態度に県民の多くは怒っています。

 4月16日に結成された「森田知事の政治責任を追及する会」には、連日、「だまされた」「県民として恥ずかしい」「あれは詐欺だ」「辞めてほしい」等、怒りの声がよせられています。また、「署名がしたい」など、運動への参加が広がっています。

 「革新と正義のための千葉県の会」は、「森田知事の政治責任を追及する会」の呼びかけに賛同し、共に奮闘するものです。


「革新と正義のための千葉県の会」
2009年4月21日

2 件のコメント:

  1. 初めましてm(__)m
    森田氏の政治責任追及してくれる組織があってよかった!と思いました。
    汚職だらけの世の中で、そんなモンかなと思ってしまいがちですが、やっぱり、おかしいことはおかしい!ときちんと言っていかないといけないですよね。
    税金をはじめ、大事な県政を預かる人は、きちんとした人でなくてはなりません。
    追求する会、賛同します。
    がんばってください。

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  2. 完全無所属を名乗るなら落選した4年前に支部を解散するのが筋である。
    しかし無所属では金集めは出来ないので支部長を隠れ蓑にして県民の目を誤魔化し献金禁止企業始1億6000万円もの大金を集め1億5000万円を自身の政経懇話会に寄付し、献金禁止企業から献金された1010万円は指摘され全額返金するのかと思ったら840万円しか返金しなかったのである。
    これで森田が如何に金にまみれた人物という事は明白である。
    自民党の山崎、甘利両氏から計400万円の寄付も不記載である。
     
    数々の疑惑を抱えた人物は知事の資格なし、即刻辞職する事が県民にとって幸せである。

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