ブルーインパルスは、航空自衛隊の広報・デモンストレーションの役割を担っている部隊。当日は、埼玉県の入間基地から飛び立ち、下総上空で待機、プログラムの進行に合わせ、マリンスタジアム上空を白煙を流しながら、陸側から東京湾に向けて飛び去るということです。 国体でのブルーインパルスのデモンストレーションは、昭和40年(1965年)の岐阜国体で1回あったきりということです。
いったい、誰の発案で、どういう経過で、国体というスポーツの祭典に自衛隊を参加させることになったのか。 私どもの問いに、担当者は、口を濁しました。明日、改めて責任あるものに事情を聴く予定ですが、8月3日に千葉県側から、自衛隊に対して「協力依頼」が行われ、10日に自衛隊側から承諾の返事が来たということはわかりました。
森田知事になってからの千葉県は、何やらきな臭くなっています。教育だけにとどまらず、男女共同参画の計画作りにも、埼玉大学の長谷川三千子氏(首相による靖国参拝や改憲などをめざす「日本会議」の代表委員)や拓殖大の渡辺利夫氏(戦後教育を自虐史観などと攻撃、日本の侵略戦争を正義の戦争と主張し、そう教える教科書づくりと普及の活動を進める「日本教育再生機構」の代表委員。森田知事も同会の代表委員。)を委員に委嘱。千葉県の男女共同参画の方向を大きく後戻り、右旋回させようとしています。そして、国体への自衛隊の参加です。
日本共産党県議団は、スポーツの祭典に軍用機のデモンストレーションは、ふさわしくないし、好ましくない、と今週にも、見直しを申し入れる予定です。
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