2010年11月2日火曜日

知事定例記者会見概要--日時
 平成22年7月1日◎知事発言
【千葉県地域医療再生プログラムの取組状況について】

(知事)
 おはようございます。
 本日は、まず初めに、深刻な医師不足等に対応した「地域医療の再生」についてお話しいたします。
 県では、「千葉県地域医療再生プログラム」に基づき、今年度から本格的に、「香取 海匝」地域や「山武 長生 夷隅」地域などを中心に地域医療の再生に取り組んでおり、より効果の高い事業を実施するため、各地域の関係者と一緒に検討を重ねているところでございます。
 5月に開催した「千葉県地域医療再生本部」の会議では、今年度に実施を検討する事業として、医師確保のための「医師キャリアアップ・就職支援センター」の設置や、医療機関の連携強化のための「千葉県共用地域医療連携パス」の普及推進などについて、おおむね了解が得られました。
 また、6月24日には、医師や看護師を確保するための新たな修学資金について、貸付希望者の募集をスタートしたところでございます。
 対象は、医学を学ぶ大学院生や看護学生で、県内の在学者はもとより、県内在住者または県内の高校・大学の卒業者などであれば、県外の学校に在学している場合でも対象といたします。
 将来の一定期間、県内の指定病院に勤務することにより、貸付けを受けた修学資金は、返済が免除されます。
 多くの学生の皆さんに応募いただき、千葉県の地域医療に貢献してくださることを期待しております。
 地域医療の再生は、県民の命や健康に直接かかわる重大で切実な問題です。関係者の皆様とチームスピリットを発揮しながら、一歩一歩、着実にプログラムを実行し、だれでも安心して暮らせる医療体制の構築を目指してまいります。

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