2010年11月15日月曜日

 「森田健作氏が立候補した本当の理由」

 【前回の知事選(2005年)の直前に出た「週刊金曜日」の森田氏に関する記事のコピーを持ってきてくれた。その記事は横田一氏によるもので、「森田健作氏が立候補した本当の理由」というタイトルで、森田氏が千葉県知事選挙に立候補した背景には、首都圏連合をめざす右傾化知事3羽ガラス(石原東京都知事、松沢神奈川県知事、上田埼玉県知事)による、「堂本おろし」があったという有名な話だ。
 堂本さんは、千葉に首都圏の産廃を運び込みたい3羽ガラスの意図に気づき、「首都圏連合」づくりには反対していたのだ。
 千葉を首都圏のゴミ箱にしたい3羽ガラスの手の上で踊る森田氏、という構図はその当時から作られたものであり、千葉県だけが費用を負担する「アクアライン800円化」のカラクリが既にできていたことがよく分かる記事であった】

────(大野ひろみ・ブログ)────





木更津市が残土規制、
「東京ドーム7杯分の建設残土が埋め立てられた」


 【木更津市は、東京湾アクアラインの千葉県側接岸地で山間部も多く、主に東京や神奈川から建設残土の搬入が続いている。これまでに、市が把握しているだけで、約910万立方メートル、東京ドーム7杯分の建設残土が埋め立てられた。 県内では、県が3千平方メートル以上の埋め立て地を対象に残土条例を定めている。自治体によっては独自条例で埋め立て地の隣接500~100メートル圏内の世帯の同意を求めているケースはあるが、県残土対策室によると、「同意の範囲を2キロ圏内にまで広げ、さらに検査項目も増やしたケースは木更津市だけ」という。 水越勇雄市長は「業者には厳しい内容だが、住環境を守って欲しいという住民の要望に応えた。建設残土を歓迎する自治体はなく、首都圏での広域的な対策も考えないといけない」と話している。】

────(2010年11月09日付朝日)────




知事定例記者会見(平成22年10月21日)
アクアラインについて



記者
おはようございます。
アクアラインの値下げについてなんですけれども、昨日の知事会の後の知事のお話の中で、菅首相が副総理時代に木更津をモデル地区にしたいというようなお話をされていたということなんですけれども、このモデル地区のお話についてもう少し具体的にお伺いしたいのですが。

知事
そのコメントは特に長かったわけではありませんが、そのように経済効果も認めている旨の発言があったと。多分、新聞にも載っていたんじゃないかな。そう思っております。
昨日、私、アクアラインの料金800円を恒久化してほしいと、国費でお願いしたいと。今、現状を見ても、この社会実験が私たちの予想以上であることは皆様もおわかりになっていると思うんです。それと同時に、これは千葉県のみならず、言うなれば首都圏において、物流の流れ、改めてここでは言いませんけれども、それは十二分におわかりになっていただけると思います。
それと、もう一つ、この800円により、木更津、言うなれば金田地区に国内最大級のアウトレットが進出するとか、いろいろな企業が今、予定しております。それから、観光も含めて、非常にいい結果が出ている中において、アクアライン800円、料金の値下げというのはぜひとも継続しなければならない。私は、これはバッジをかけて、国にこの交渉は臨みたいと、そのように思っています。

記者
またアクアラインの話なんですけれども、国交省の概算要求の中では、アクアラインに関する要求はなかったと思うんですけれども、来年3月末という期限が迫る中で、馬淵大臣の方にはどういった形でアクションを起こされるんでしょうか。それと、予算化については・・・。

知事
私は堂々と、この社会実験の今までの成績を見てくださいと言って、千葉県のみならず、首都圏において、このアクアライン800円がいかに必要かということを、是非、お会いしてお話をしたい、要請したいと、そのように思っております。

記者
ありがとうございました。

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