9月25日に千葉マリンスタジアム(千葉市美浜区)で行われる開会式は、テリー氏や小野さんらが司会を務める「オープニングプログラム」からスタートする4部構成。伝統の祭りやマーチングバンドなどが披露される「式典前演技」に続いて、選手団や炬(きよ)火(か)の入場などが行われる「式典」へと移る。球場で国体の式典が開かれるのは初めてという。
メーン司会を務めるテリー氏は、築地の生まれながら両親はともに県内出身。自身の本籍も千葉にあるという自称“千葉県人”だ。発表会では「国体は県民の熱い応援がないと成功しない。私も千葉県人なので頑張ります」と大会成功に向け意欲を見せた。
開会式プログラムの細部は調整中だが、森田知事は「今までの開閉会式とはちょっと違う」と内容の充実ぶりをほのめかし、来場を呼びかけている。
しかし、現在のところ、開会式のチケット販売の売れ行きは今ひとつ。国体局大会総務課によると、開会式の席は約1万4千席だが、発売を始めた4月16日以降、販売したチケットは1万1千枚ほど。当初は、座席数以上の応募があると見込み、13日で応募を閉め、抽選で入場者を決定する予定だったが、期限までに完売するかは微妙だ。
先月20日には、幕張で100日前イベントなどを行っているが「選挙と重なっていまいち報道されず、あまりPRできていない」(同課)と危機感を募らせる。13日以降も販売を継続するか、状況を見極めているという。
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