2010年9月14日火曜日

9.9千葉県民要求実現大集会、
  森田知事に現場の悲鳴を届ける





 本日は、9月9日です。キュウキュウです。本日の行動は当初、台風九号で出来ないのではないかと心配しましたが、天は私たちに味方し、台風と猛暑を吹き飛ばしました。 

 また、本日の行動は、「県民生活の窮状を救え!平和憲法九条守れ!くらしと平和を守れ!」の声を知事に届ける集会です。

 昨年の3月知事選で森田知事が当選後、私たちは県議会ごとに県民集会、知事要請活動を行ってきました。また、日本共産党県議を講師に、県政報告会も定期的に開催してきました。今回で6回目の行動になります。

 日本経済の二番底が懸念されるもとで、県民の状態悪化は深刻です。千葉土建の仲間は昨年1年間に16人が自らの命を絶ちました。仕事がなく、単価がたたかれ、生きる気力をなくしたことが原因です。

 森田知事は、相変わらずアクアライン値下げ、成田のカジノ推進、靖国参拝、ちば国体でのブルーインパルスの編隊飛行、教育への介入など、県民生活と関わりのないことに「日本一」をめざし全力をあげています。

森田知事の特徴は三つの異常を抱えていることです。

 ひとつは平気でウソをつき、違法献金などカネまみれで、金権腐敗だと言うことです。

 二つめは自ら毎年、憲法違反の靖国神社に参拝し、特異な歴史観に基づき、教育への介入を強めています。特に、来年の中学校の教科書採択にあたり、「新しい歴史教科書をつくる会」の歴史・公民教科書を県内の学校に導入しようとしています。

 三つめは、カジノ経済など相変わらず、大規模開発優先の県政運営をしています。カジノは石原慎太郎知事が東京都庁を舞台に推進しましたが、カジノはバクチであり、犯罪行為であることから断念した構想です。

 私たちはこの三つの異状を質し、県民本位で県民のくらし最優先の県政運営に転換させるため、活動しています。

 この間の活動により、要求も前進しています。

 ひとつは、子どもの医療費助成については、長年の運動により今年の12月より小学校三年生までを対象にします。

 二つめは、私学助成については、ピンハネをなくし、県単上乗せに改善させました。 三つめは、特養ホーム一床あたりの建設補助金、現行250万円を400万円に引き上げました。 

 今回の行動は、知事要請行動は特別の意味を持っています。 大企業だけが潤い、国民が貧困になる新自由主義経済は、破たんしました。これからは、大企業に社会的責任を果たさせ、国民の人権を守ることが、経済を再建し、くらしを守る唯一の道です。私たちの要求を実現させることが、経済を立て直し、くらしを守るという大義ある行動です。

 経済の二番底が懸念されるもとで、この春卒業した高校生7万人が未だに進学も就職が決まらず、暗闇の中にいます。もう我慢も限界、知事はやるべきことは何でもやれ!と迫り切実な要求を前進させるため、がんばりましょう。

 本日は、この県民大集会後、正午より県庁に向けてデモ行進を行います。そして、県庁門前で個人請願活動を行います。その後、午後3時半より知事応接室で各団体の代表による要求提出活動を行います。最後まで、ご協力をよろしくお願いします。

────事務局────






県民の運動と世論と議会闘争で
森田知事に公契約条例を迫る、一歩前進の答弁

 
【「公契約条例」について全庁的に検討したい】と答弁

 私たちの切実な要求を前進させるための9.9県民要求実現大集会、デモ行進、個人請願、知事要請活動は、森田知事誕生後、最大規模の取り組みになりました。

 県庁開設日の9月9日に千葉土建の仲間を先頭に2000名の仲間が県庁に押しかけ、個人請願している姿を見て、自民党県議も驚き、県庁職員にインパクトをあたえました。

 その行動を背景に「明るい民主県政をつくる会」の構成団体である日本共産党の県議が議会で当局を追及し、要求前進の局面を切り開いています。

 昨日の千葉労連情報で「住宅リフォーム制度創設せよ」の要求については、副知事がはじめて三輪県議質問に対し、住宅リフォーム制度については「国の動向に中止しながら、慎重に検討します」と答弁しました。

 また、13日に開かれた千葉県総務常任委員会で、小宮大一郎総務部長は、私見としながら「県事業の発注の仕方や『公契約条例』について、全庁的に検討していきたい」との答弁を行いました。日本共産党小松実県議の質問に答えました。

 このように、県民の運動と世論と県議会での県議の奮闘により、諸要求前進の局面を切り開きつつあります。

 引き続き、諸要求前進をめざし、がんばりましょう。 事務局

 

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