2010年3月2日火曜日

「かずさ構想」反省なし
   三輪県議が千葉県批判
 ────三輪由美ホームページ────

3月1日代表質問に立つみわ県議

 2月定例千葉県議会で1日、日本共産党の三輪由美県議が代表質問に立ち、県総合計画案で打ち出されているかずさアカデミアパーク継続や八ッ場ダムなど浪費を続ける県の姿勢を批判しました。

 三輪県議は県などが出資し今年経営破たんした第三セクター、かずさアカデミアパークについて、新日鉄が買い占めた土地を開発し企業を呼び込む「かずさ構想」そのものの破たんだと指摘。「企業は1ヘクタール3千万円の協力金を払っても来る」と強弁しながら企業進出は計画の3分の1にとどまり、その後維持管理に税金を投入してきた県を批判しました。

 森田知事は「東京湾横断道路の料金引き下げを生かし企業誘致を進める」と答弁。三輪氏は「30年前は『横断道路ができるから』、今後は『料金を下げたから』企業が来るとバラ色に描くのは無責任極まりない」と県の姿勢をただしました。

 2010年度予算に八ツ場ダム本体工事分約2億6千万円を盛り込んだことにについて三輪氏は「国が凍結した事業で八ツ場ダムには予算計上し、同様の館山道路63億円は計上していない」と指摘し、矛盾を追及しました。

 民主党政権や森田知事の政治とカネの疑惑について知事は「説明責任はある」と認めましたが、自身の違法献金問題は「法に定められた通りやっている」と説明を回避しました。

   ────10/03/02付「しんぶん赤旗」────

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