1日の代表質問で私は、侵略戦争賛美の歴史観を千葉県の教育に森田知事が持ち込もうとしていることを批判しました。以下は、これから掲載予定の「しんぶん赤旗」の記事です。
侵略戦争賛美のおしつけは教育への介入 三輪県議が森田知事を追及 千葉県議会 1日の千葉県議会本会議で日本共産党の三輪由美県議が代表質問に立ち、就任以降、侵略戦争を賛美する特異な歴史観を、県の教育に持ち込もうとしている森田健作知事を追及しました。
森田知事は、戦後教育を自虐史観と攻撃する歴史教科書の採択を画策する「日本教育再生機構」の代表委員。同じ代表委員を県教育委員に送り、愛国心や道徳教育を推奨する県教育振興基本計画の策定をめざしています。
三輪氏はこれらへの知事の見解を追及。知事が雑誌の対談などで言っている「日本が嫌いになる歴史教育」「事実かどうか疑わしい歴史」とは具体的に何か、「従軍慰安婦」や南京大虐殺を事実と認めるか、知事も自虐史観の立場かと質問しました。
知事は答弁もれを重ね、これを指摘されたあとも「事実かどうかは色々な見解がある」「歴史の専門家ではない」などと答弁を避けました。
三輪氏は、「自治体の長が自身の歴史観を押し付けることは、教育への介入であり許されない。県がすべきことは貧困・格差や過度の競争教育の是正、教職員の手厚い配置や少人数学級の促進だ」と批判。傍聴者は「まともに答えないのは無責任」「千葉を突破口に教育をゆがめようとするのは問題」と語っていました。
────「しんぶん赤旗」浅野宝子記者────
0 件のコメント:
コメントを投稿