北総線の運賃値下げを実現する会(北実会、吉田治男会長)は3月5日県に対し、住民の要望を聞くよう国や京成電鉄に働きかけることを要請しました(右の写真)。
申請は昨年12月に出され今年1月に公聴会が開かれたものの、住民の意見は取り入れられず認可されました。
成田新高速は子会社北総の線路を使って親会社京成が運行、京成が北総に線路使用料を払いますが、北総線と新高速とで運賃が異なる「二重運賃」への懸念、JRの倍近い北総の高運賃の値下げ要望が出ていました。
2008年8月には北実会と日本共産党の志位和夫委員長、超党派議員が国と交渉、当時の国交相が「二重運賃にはしない」と回答していました。
今回の要請で吉田会長らは、同じ路線の電車で別の運賃という二重運賃となったことへの県の認識を質問。県は「二重運賃になっている」と認め、国と住民との約束違反との認識を示しました。
会の人たちは国や自治体、京成などの資料をもとに、自治体による税金投入や、線路使用料が少なく積算されている問題、乗降客数が減っている問題などを指摘。
「線路使用料がきちんと入れば税金を投入しないで済む。積算根拠を示すべき」「乗降客数も減っているのに新高速は必要なのか」と迫りました。
また、成田新高速の特急が停車しない駅では「利便性は上がらないのに、時速百数十キロで通過する電車によって危険性だけは増している」としてホームへの柵の設置などを求めました。
日本共産党の丸山慎一県議が同席しました。
応援しております。
返信削除ぜひ、京成線並運賃を実現させましょう!
匿名様
返信削除投稿ありがとうございます。
京成線並運賃を実現させるためがんばりましょう。
事務局