2011年2月23日水曜日

ちば経済:産廃最終処分場の増設工事始まる
────君津/千葉────

 君津市怒田の管理型産業廃棄物最終処分場「君津環境整備センター」を運営する新井総合施設(新井隆太社長)は、埋め立て容量を倍増するための増設工事に着工した。

 現在の埋め立て面積は5・3ヘクタール、容量107万立方メートル。隣接地3・5ヘクタールに容量93万立方メートルの処分場を建設する。12年秋の完成後は計200万立方メートルで首都圏最大規模に。同社によると、高度な技術を備えたハイテク管理が特徴。全域に遮水シートを敷き、外部に水を漏らさない構造となっている。廃棄物を徹底的に減量・減容化して埋め立てることにより、埋め立て終了期間は10年間以上延び、25年までとなる見込み。

 処分するのは、燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、繊維くずなど14品目。君津市や木更津市など県内の市町村や、新日本製鉄、JFEスチール、建設会社、建材会社などから産廃を受け入れる。

────【児玉賢二】毎日12/2────

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