2011年2月16日水曜日

県不正経理:
プール金、業者返還1億3800万円
未返還分は職員が負担
 ────千葉────

 県庁不正経理問題に絡み、不正な「預け」の手口で県職員が取引業者の口座に蓄えていたプール金(公金)が1日現在、43業者の口座の総額約4億2000万円のうち、30業者から約1億3800万円しか返還されていないことが分かった。5月の調査時点から、業者数で2社、返還額で約7100万円しか増えていない。県が24日発表した。

 県は返還されない分について、「プール金は一義的に県職員に責任がある。今年度末までに返還されない場合は職員が負担する。道義的責任の観点から今後も業者にねばり強く返還を求めていく」としている。

 一方、県警や県立学校を含む職員の返還総額は約7億7500万円で、返還すべき約9億4400万円の82%が返還された。このうち県警は返還すべき約2400万円を全額返還した。

────【斎藤有香】毎日11/25────

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