記者
よろしくお願いします。会見のたびにお尋ねしているのですが、アクアラインですが、知事は政治生命をかけて取り組んでいくということでしたが、今のお考えと今後の見通しをお願いします。
知事
私は一つは楽観しているところがあるんです。というのは、今日の新聞ですか、菅総理が小沢さんに政倫審に出る話をしておりました。あなたは出なければ国民にうそを言ったことになるんだと、そうやって迫ったと、そのように聞いております。これ、さっきちょこっと話したのですが、菅総理が副総理のときに木更津に来て、こういうことを言ってるんです。いいですか。「東京湾アクアラインの無料化か現在の800円を維持すれば、地価も上がり、固定資産税も消費税も上がり、木更津も財務大臣の私も助かる」、このようにアクアラインの800円または無料化ということを言っているんです。もしこれをやらなかったとしたら、県民、いや国民に総理がうそをついたことになるんです。このように小沢さんに、はっきり言って大変なことを迫っているときに、あなたは国民にうそをつくのかと、そこまでおっしゃってる総理ですから、今言ったことは、間違いないと。これをやらなかったら総理自身がうそをついたことになる、そのように思っています。ですから、これからしっかりと今までの社会実験の成果を、これだけの成果がある。それと同時に、これは首都圏において大変重要であると。これは千葉県だけの問題ではありませんと。首都圏において重要なんです。この料金体系を、もしアクアラインを800円だ何だかんだと言うんだったら、高速料金の体系料金ですよね。それに含んでくださいと。それで計算していってくださいと。そうしたら600円ぐらいになっちゃうんだよ。だから、そういうことも考えておりますけども、このアクアライン800円というのは首都圏の経済活性において非常に大事だと思っております。菅総理も、我が千葉県に来てそこまでおっしゃったんですから、まさかうそをつくことはないと、私はそう思っております。
記者
今の質問に関連してですが、今週、例えば国土交通省の方から地方負担の件についてお話などはありましたでしょうか。
知事
正式にはありません。ただ、私が言っているように、地方負担は考えておりません。それだけの社会実験の成果が出ていると認識しています。
記者
社会実験の成果の中で、例えばナンバープレートの調査もあったかと思います。千葉県だけでなくて、近県、1都3県中心に非常に伸びているという話であったのですが、ちょっと首都圏から離れたところから見たときに、その人たちが本当に国策でということに納得するのかなというのが1点、ちょっとした疑問としてあるのですが、そういったところに向けての説明であったりですとか、アピールというのは、どのようにされていこうと思いますか。
知事
それは、記者さんおっしゃったように、ナンバープレートで千葉の車が30%、神奈川県が30%、東京が25%、あとの15%は埼玉県等となっています。遠いところの人を納得させるためにはどうしたらいいか。これは、まず大型車。大型車というのは、私たちの生活物資を積んでいるのが多いですよね。それは、例えがいいかどうかわからないけど、風が吹けば桶屋がもうかるじゃないけども、いろんな形で恩恵を受けていると思いますよ。前に話したかな。この間、県庁から東京にどうしても用があったので行くときに、あのとき強風があって、アクアが閉まった、止まっちゃったんです。そのときに、東京へ行くまで3倍の時間がかかりました。みんな迂回することできないですからね。何しろ1日3,600台から4,000台の車が迂回しているということは大変大きいものです。ですから、いろんな形でこの首都圏に影響があるということは、自信を持って言えます。
記者
ありがとうございます。
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