代表者会議での合意を経て本会議での可決を目指すが、民主党など他の会派の反発も予想される。しかし、自民は合意が得られなくても、28日に開会予定の6月議会の会期中に、議員報酬を削減する条例改正の発議案を提出し、採決に臨む方針。自民は県議会の過半数を占めるため、削減案は成立する見通し。
具体的なカット率は「報酬の3%(約2万6千円)を3カ月間引き下げる案」が有力だ。
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県議報酬削減案、自民党が提案へ /千葉
県議会最大会派の自民党は21日、各会派の代表でつくる代表者会議に、議員報酬削減案を議員提案する意向を伝えた。提案理由は、県職員の不正経理問題で「行政のチェック機能を果たせなかったため」などとしている。
28日開会の6月定例県議会に議員報酬を削減する条例改正案を提案する方針。一方、民主党は「不正経理の調査はまだ不十分。新たな公共事業の問題なども起こっており、その時期ではない」などとし、反対する意向。他の会派も「時期尚早」としている。
また、同日の代表者会議では、一部の会派から、来春の県議選を前に県議の選挙区割りと定数の見直しを検討する必要があるとの意見が出された。市町村合併が進み、定数1の選挙区人口が定数2の同人口を上回るケースが出ているため。6月県議会に「議員定数検討委員会」が設置される公算が大きい。
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