2010年7月4日日曜日

教科書ネットの集いに参加
────丸山慎一ホームページ────
2010年6月13日(日)

 森田健作知事のもとで、日本が起こした侵略戦争を、アジアを解放した正義の戦争だとゆがめ、子どもたちに特異の歴史観を押し付けようとする企てが進められています。

 昨年7月には、自分と同じ立場に立つ野口芳宏氏を県教育委員に任命。

 同年9月1日には、千葉県の教育を元気にする有識者会議を立ち上げ、「新しい歴史教科書をつくる会」から分裂した「日本教育再生機構」のメンバー迎えて、今年1月に提言が出されました。

 それを受けて、3月には県教委が「千葉県教育振興基本計画」を策定。そのなかでは、「道徳」や「愛国心」が強調され、「親学」なども盛り込まれています。

 さらに、今年は小学校、来年は中学校の教科書採択年にあたり、そこで、自由社版(新しい歴史教科書をつくる会)や扶桑社版(日本教育再生機構)の教科書採択が画策されようとしています。

 今日は、こうした緊迫した情勢のなかで、子どもたちに歴史の事実を教える大事さや教育とは何かなどを話し合う集会「どうなる、どうする、千葉の教育」が船橋市内で開かれました。

 主催は、子どもと教科書船橋ネット21や新日本婦人の会、船橋教職員組合などによる実行委員会です。

 集いでは、千葉大学の三宅晶子教授(教育振興基本計画策定委員)から約1時間にわたって基調提案がなされ、現場の教師や保護者などから発言がありました。

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