2009年12月14日月曜日

「不正経理」「違法献金」などの
    金権腐敗一掃を求める要請書

2009年12月3日
千葉県知事 森田健作様

森田知事の政治責任を追及する会 代表 三輪定宣



 「不正経理」「違法献金」などの
    金権腐敗一掃を求める要請書


 世界的な金融危機を背景にして、「派遣切り・期間工切り」など大企業の横暴などで、失業者336万人、6月~12月に失業給付が切れる人が100万人近くにのぼっています。「このままでは年が越せない」という声が広がっており、雇用、医療、福祉などを求める緊急対策が県政に求められています。

 そのさなかに、千葉県庁で30億円にのぼる全国最大規模の不正経理問題が明らかになり、県民の大きな怒りと不信をまきおこしています。

 この不正経理問題は、1997年の内部告発に見られるように、組織的かつ長期にわたるものであり、県警を含む、県庁全体におよんでいます。今回、調査対象となったのは、2003年度から2007年度の消耗品費の支出65億円であり、2002年度以前の分や消耗品以外の支出については調査されていません。1兆6千億円という県の一般会計予算のごく一部にすぎません。

 県庁全体が、このような不正経理は二度と許さない、との強い決意のもと、再発防止に万全を期すべきことは言うまでありません。そのために職員の規範意識の確立は当然のことですが、とりわけ幹部職員の責任は極めて重いものがあります。

 担当職員だけの判断で不正経理が行えたはずはなく、県庁幹部職員がどう関与したのか、隠ぺい体質を改め、明らかにすることが、再発防止にかかせません。同時に、現在の会計処理システムを抜本的に見直し、二度と不正経理を起こさない仕組みを構築する必要があります。

 知事が今回の不正経理問題解明の先頭に立つのは当然ですが、そのためにも、この間、大きな批判をあびている「違法献金」「迂回献金」など森田知事自身の疑惑を明らかにすることが欠かせません。

先の千葉県知事選挙において「完全無所属」を強調した森田知事が、自民党東京都衆議院選挙区第二支部の支部長を務めていたこと、またその支部が2004年から2007年の4年間で1億6000万円もの企業献金を受け取り、そのうち1億4400万円が資金管理団体である「森田健作政経懇話会」に流れていたことが明らかになりました。選挙後、多くの有権者から「裏切られた」「騙された」などの怒りの声が沸き起こっています。

 とりわけ、同支部が2005年と2006年の2年間、外国人・外国法人の持ち株比率が50%を超える企業から1000万円を超える献金をうけていたことは、当時の政治資金規正法に明らかに違反しており、「知らなかった」などの言い訳は通用しません。この間、政治とカネの問題に対する有権者の怒りが広がり、厳しい目が注がれているもとで、この問題をいささかもあいまいにすることは許されません。

 知事が自らの疑惑を曖昧にしたままでは不正経理問題で「膿を出して再出発する」ことも、県民の信頼を回復することもできません。県民を偽り、不信を招いた森田知事に説明責任、道義的・政治的責任を果たすことを要請します。

 私たちは「不正経理」「違法献金」など、千葉県の金権腐敗体質の一掃を求めるものです。 ────以上────

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