土地、建物、預貯金2270万円、借入金は5830万円だという。
この数字もこの間の森田知事の言動を見ているとにわかに信じがたい。
森田氏は、ついこの間まで自民党東京都衆議院選挙区第二支部長であり、同支部が受けた企業・団体献金を森田氏の資金管理団体「森田健作政経懇話会」に流していた。
また、外国人・外国法人の持ち株比率が50%を超える企業(ドン・キホーテ)から2005年、2006年の2年間に計1000万円余の献金を受けたのは、当時の政治資金規正法に明確に違反している。
このように資産公開できるのだから、この間の虚偽記載、違法献金、迂回献金、脱税疑惑などについて、説明責任を果たし、政治責任を明確にすることを求める。
森田知事、資産2270万円
3月の知事選で初当選した森田知事の資産(就任日の4月5日現在)が14日、県資産公開条例に基づき公開された。
土地、建物、預貯金の総額は2270万円で、このほかに乗用車を1台所有していた。一方、借入金は5830万円だった。
知事の資産等報告書は、県庁の情報公開・個人情報センターで閲覧できる。
資産等報告書によると、土地は、自宅のある芝山町岩山に3094・84平方メートル(固定資産税課税標準額389万円)、熊本県上天草市に889平方メートル(同7万円)を所有。芝山町の土地のうち1722・84平方メートルは夫婦で共有しており、知事の持ち分は2分の1だった。
建物は同町の自宅が床面積391・22平方メートル(同2422万円)で、やはり夫婦で共有しており、知事の持ち分は100分の69だった。
普通・当座を除く預貯金は、銀行の定期預金394万円だった。
有価証券や船舶、航空機、美術工芸品、ゴルフ場会員権、貸付金はなかった。
借入金5830万円は、ほとんどが自宅を建てた際の住宅ローンの残りという。
────2009年9月15日 読売新聞────
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