2009年9月8日火曜日

千葉は県知事も
  元千葉市長も
    千葉市議会議長も 金権腐敗

 千葉県の内部調査で県の不正経理は30億円、使途不明金は1億円の上ることがわかった。

 県民は過去最高の失業率のもとであえいでいる。

 千葉県は森田知事が違法献金などで告発され、千葉市の鶴岡元市長が逮捕され、今度は千葉市議会議長が逮捕された。

 県も千葉市もトップは何をやっているのか。

 そして、今回の千葉県の不正経理だ。

 下記の記事によると、すべての部署で見つかったとのこと。

 この間、県警が県職員を逮捕しているが、不正経理は県警も汚染している。

 これでは一体誰が取り締まるのか。

 千葉日報一面に大きく報道され、全国的にも報道されているのに、知事の説明責任と謝罪の言葉は見あたらない。

 全容解明、再発防止、管理監督責任の明確化などを県民は注視している。

 




千葉県
 不正経理5年で30億円
   使途不明金は1億超
     県の内部調査で判明


 架空に物品を発注し公金をだまし取る「預け」など県職員が関与した不正経理の総額が、過去5年間で推計約30億円に上ることが7日、県の内部調査で分かった。このうち使途不明金は推計約1億1千万円に上っており、不正経理は知事部局や県教委、県企業庁などほぼすべての部署で見つかった。県総務課行政改革推進室では「不正は組織的に行われたと言われても否定できない」としている。

 県は2003年度から07年度までの計約8万件の伝票を調査したところ、事務用品を購入したと偽り業者に公金を渡し、裏金をプールする「預け」と呼ばれる手口や、契約した物品とは異なる別の物品を業者に納入させる「差し替え」と呼ばれる不正が、数多く見つかった。

 職員が個人的に流用した疑いがある「使途不明金」には、業者から購入した図書券の使途が分からなかったものなどがあった。

 同室によると、不正の総件数については手口が複雑で多岐にわたるものもあるため把握が難しく、関与した人数については「職員の処分にかかわる問題や、今後の刑事告訴の内容に絡むので、(現時点では)開示することはできない」としている。

 県は、昨年秋に全国で補助金の不正流用が問題化したことを受け、庁内に独自にプロジェクトチームを設け、不正経理の有無と実態把握に向け、昨年10月から内部調査を進めてきた。今年7月には第3者による「県経理問題特別調査外部審査委員会」を設置し、調査結果の検証や職員の処分規定、再発防止策などを8月末まで5回にわたり検討。正式な調査結果を今月上旬に公表する予定だった。

 2008年10月23日会計検査院が12道府県の不正経理を指摘した問題で、対象外だったが、堂本暁子知事(当時)は不正経理の有無を県独自に調べる考えを表明

◆09・2・26 物品購入を装って偽の伝票を作り約150万円を県からだまし取ったとして、県警が詐欺容疑で同県農林水産政策課職員を逮捕、県庁を家宅捜索

◆5・15 県警が県土整備政策課職員を逮捕

◆6・2 千葉地裁が2月逮捕の職員に懲役2年、執行猶予4年の判決

◆6・4 県警が水政課職員を逮捕。県職員の逮捕者は3人目。

◆7・28 県が弁護士らでつくる外部審査委員会を設置、初会合

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