2012年6月12日火曜日

千葉県を冒涜する原発発言に対する撤回と謝罪を求める

東京都知事 石原慎太郎様

「憲法がいきる明るい千葉県をつくる会」
代表委員 河野泉

 
千葉県を冒涜する原発発言に対する撤回と謝罪を求める

 
 石原慎太郎都知事は都議会予算特別委員会で3月14日、原子力発電について「極端なことを言うと東京湾のどこかに造ってもいい」「海岸のそばでは地震の問題もあるかもしれないが、千葉県の山なんかたくさん残っていますから、鋸山の頂点にでも造ったらいい」と発言しました。
 
 日本共産党の大山とも子東京都議は15日の都議会予算特別委員会で「驚くべき暴言だ。重大事故が起きれば日本の心臓部が壊滅的打撃を受ける」と批判し、都民と千葉県民への謝罪を求めました。

 それに対し、石原知事が「一つの文明論を言っただけ。何の釈明もしないし、謝罪するつもりは毛頭ない」と居直りました。

  東京電力福島原発事故に伴う放射能汚染は、千葉県にも甚大な被害を与えています。すでに原発の「安全神話」は破たんし、原発から自然エネルギーへの転換が求められています。

 私たちは、千葉県を冒涜する都知事発言に抗議をするとともに、発言の撤回と千葉県民への謝罪を求めるものです。

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