2011年9月22日木曜日

森田知事は八ッ場ダム推進を求める
森田知事「液状化で堤防不安定」早期建設訴える

 「八ツ場(やんば)ダム建設事業関係地方公共団体からなる検討の場」が13日、都内で開かれ、千葉県の森田健作知事は「近年の気象状況は変化している。ダム建設案が最も効果的なことが確認された」として、速やかに本体工事を再開し、予定通り平成27年に完成するよう求めた。検討会には、群馬や埼玉など関係6都県の知事らが出席。森田知事は東日本大震災の県内被害を例に挙げ、「利根川下流域は液状化被害に見舞われた。堤防が不安定になっており、水害に対する住民の不安が高まっている」とし、治水上、欠かせない建設だと主張した。

────2011.9.13 産経────






東日本大震災:コスモ石油に県が行政処分
────火災爆発事故で/千葉────


 県は13日、コスモ石油に対し、3月11日に千葉製油所(市原市)で発生した液化石油ガス(LPガス)の火災爆発事故に関し、同製油所の危害予防規程の順守を命じる行政処分を行ったと発表した。高圧ガス保安法違反や保安上不適切な事実があったとしている。

 県保安課によると、同製油所は事故当時、LPガス漏えいを防ぐための緊急遮断弁を開状態で固定していたことが法令違反に当たっていたほか、点検のため、長期にわたりガスタンクに水を張るなど、万一の地震に対応した安全評価をしていなかったことなどが確認されたという。県は今後、同社に対し再発防止策の提出を求めるとともに、立ち入り調査を実施する方針。

───【斎藤有香】 毎日新聞 2011年9月14日 地方版───

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